2009年04月30日(木)

1. 休止連絡

2009年04月05日(日)

1. 散々な内容で2連敗……
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12 Mallorca 32
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15 Athletic 31
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今後の日程

Liga 第30節 : Deportivo de la Coruña vs Atlético de Madrid (Riazor)
4月12日(日) 21時00分 【日本時間 4月13日(月) 4時00分】


2007年07月01日(日)

_ [Atlético] Intertoto杯の相手はGloria BistritaかMaccabi Haifa

clubatleticodemadrid.com

昨日行われたIntertoto杯1回戦第2戦でルーマニアのGloria Bistritaが敵地でモンテネグロのGrbaljと1-1で引き分け、第1戦で勝利(2-1)していたことにより2回戦進出を決めました。7月7日と15日に行われる2回戦はこのGloriaとイスラエルのMaccabi Haifaが戦い、勝者が3回戦でAtléticoと対戦することになります。

_ [Atlético] Quaresmaの移籍交渉の現状

MUNDO DEPORTIVO

最近はQuaresmaの移籍に関する情報があまりありませんでしたが、どうやら昨日Gil MarínがPortoに赴いて移籍交渉を行っていました。Atléticoとしてはこの交渉を1週間以内に決着させたいようですが、果たしてどうなることやら。

Atlético側が提示した最新のオファーは2000万ユーロだそうですが、Portoが要求している2500万ユーロとはまだ差があります。しかしながらAtlético側はこの2000万ユーロを限度額と考えているようなので、Porto側を説得する必要があります。ただPortoは別に財政難ではなくQuaresmaを急いで売る必要は無いみたいなので、歩み寄ってくれる可能性は低い気はしますが。

個人的には冬に1600万ユーロで獲得できる可能性もあった選手を2000万ユーロで獲得すること自体がどうなのかな、と思ってしまいます。ましてや2500万ユーロなんて論外でしょう。しかも額面通りのパフォーマンスを発揮してくれる保証はありませんし。持っているポテンシャルそのものは高いかもしれませんが、色々な要素を考えるとこの交渉は失敗に終わってくれた方が良いのではないかと考えています。Forlánを2100万ユーロで獲得した直後なので、今はこの考え方がさらに強まっています。

_ [Atlético] Luis Garcíaの獲得が間近か?

MARCA

Luis GarcíaのAtlético入団が確実だとMARCAが報じています。移籍金はAtléticoのオファー額である500万ユーロで、Fernando Torresの件とは無関係だそうです。Liverpool側はLuis Garcíaを譲渡することでFernando Torresの移籍金を引き下げることを目論んでいたので、もしこの記事の通りならAtléticoはTorresへのオファーを蹴飛ばしてLuis Garcíaの獲得に成功したのかもしれませんね。

まだ両クラブが正式に発表したわけではないので確定とは言えませんが、実現すれば良い補強じゃないかと思います。実績を考えれば移籍金も高くないですしね。AtléticoのLuis Garcíaを再び見られることを楽しみにしたいです。


2007年07月02日(月)

_ [スペイン代表] FIFA U-20 World Cup Group B : スペイン 2 - 2 ウルグアイ

スペイン: Adán; Barragán, Valiente, Piqué, Canella; Javi García (Sunny, m.60), Mario Suárez; Toni Calvo (Marcos, m.56), Mata, Capel; Bueno (Adrián López, m.52)

ウルグアイ: Goicoechea; Damián Suárez (Montelongo, m.66), Kagelmacher, Cáceres, Díaz; Marcel, Cardaccio (Ruíz, m.75), Arizmendi; Surraco (Prieto, m.60), Cavani, Luis Suárez

Goles: 0-1, m.47: Cavani. 0-2, m.56: Luis Suárez. 1-2, m.72: Adrián. 2-2, m.93: Capel.


2007年07月03日(火)

_ [Atlético] Luis Garcíaの入団が正式に決定

clubatleticodemadrid.com

昨日Luis GarcíaがMadrid入りし、メディカルチェックをパスしました。そしてLiverpoolから移籍の最終的な合意書がファックスで送られてきたため、Atléticoへの入団が正式に決まりました。契約期間は2010年6月までの3年間となっています。入団発表会見は本日の現地時間13時30分から行われることになっています。

Luis Garcíaは2002-03シーズンにAtléticoでプレーし、このときは9ゴール挙げていました。その後の4シーズンでさらに成長したと思うので、このときよりもさらに活躍してくれることを期待しています。

_ [Atlético] Cléber Santanaの加入も発表

clubatleticodemadrid.com

Luis Garcíaに引き続き、Cléber Santanaとの交渉も合意に達したことが発表されました。契約期間は3年間で、数日中にも正式に入団が発表されるようです。

Cléber Santanaは現在26歳で、母国であるブラジルのSport de Recifeでキャリアが始まり、その後Vitoriaへ移籍しています。2005年には柏レイソルでプレーし、その後ブラジルに戻って6月までSantosでプレーしていました。

これで新加入選手は5人目ですが、Cléberの入団が決定的になったことでManicheの退団の可能性が高くなったのかもしれませんね。シーズン終盤は調子が良かっただけに、個人的には残ってもらいたいのですが……。

_ [Atlético] ¡ Bienvenido, Luis García !

clubatleticodemadrid.com

Luis Garcíaが4年振りにVicente Calderónに帰ってきました。4年前に彼がBarçaに買い戻されたときは、再び赤白のユニに袖を通す日が来るとは思っていませんでした。

前回在籍時にゴールを決めてエンブレムにキスしていたように、Atléticoへの愛着は大きい選手だと思うので、彼自身も復帰を喜んでいるでしょう。そしてこのようなAtléticoに愛着を持っている選手が戻ってきてくれて私も嬉しく思っています。4年間の成長をCalderónのサポーターの前で披露してくれることを願っています。

_ [Atlético] ¡¡ Buena Suerte, Fernando !!

clubatleticodemadrid.comLiverpoolfc.tv

Fernando TorresのLiverpool F.C.への移籍が正式に発表されました。Fernando Torresは昨夜Liverpoolに赴き、本日受けたメディカルチェックをパスしたことで移籍が確定しました。移籍金は3600万ユーロで、Torres自身はLiverpoolと6年契約(推定年俸800万ユーロ)を結びます。

今後の予定ですがTorresは今夜Madridに帰還し、現地時間4日10時からVicente CalderónでEnrique Cerezo会長とGarcía Pitarch SDとともに移籍発表会見を行います。そしてその日の午後に再びLiverpoolへ飛び、入団発表会見が行われることになっています。

と言うことで遂にこの日が来てしまいました。今年はAguirreの続投して継続路線を歩むことが決まっていたので、その核であるTorresが移籍する可能性はまず無いと思っていました。私の読みが甘かったと認めざるを得ませんね。

移籍金は最初に合意が報じられたときの額である3600万ユーロで、これはAtléticoが受け入れると報じられていた額です。つまり違約金を満額で支払っていないにも関わらず移籍が成立したということになります。Torres自身が移籍を望んだのかどうかは明日の会見を聞かなければ分かりません。しかしながらAtlético側はTorresをアンタッチャブルな存在ではないとみなしたことも事実でしょう。実際Liverpoolから正式なオファー後、Miguel Ángel Gil MarínはTorresが出て行かないという保証はできないというコメントはしていました。このときはTorresの移籍は無いだろうと思っていたので特に気にしていなかったのですが、この時点ですでに移籍の実現に向けて走り出していたのかもしれません。

真相は不明ですがTorresが移籍することは決まりました。カンテラからトップに昇格してからの7年間、本当によく頑張ってくれたと思います。2年目の19得点が最高ということで、巷では成長していないと言われることも少なくなかったと思います。個人的には1部復帰の3年目(2004-05シーズン)からカピタンという重責を背負うことになってしまったことが成長する上で足枷になってしまったことは否めないと思います。どちらかというと神経質で考えすぎてしまう性格であるTorresにとってカピタンの座は本当に荷が重かったと思います。この重責から逃れるために移籍を決意したとしても彼を責めることはできないでしょう。これを機にカピタンを在籍年数の長さとは関係なく選ぶことを考えてもよいかもしれませんね。尤も個人的には次期カピタンになるであろうAntonio Lópezなら大丈夫だと思っていますが(笑)

最後になりましたがAtléticoから出て行ったとしてもFernando Torresを応援し続けるつもりです。そしていつの日か再びAtléticoに戻ってくることを期待したいと思います。


2007年07月04日(水)

_ [Atlético] ¡¡ No adiós, sino hasta luego, Fernando !!

clubatleticodemadrid.com

「ここはいつでも自分の家のような場所だった。だから結論を出すまで本当に悩んだ。しかし新たな一歩を踏み出すために移籍を決意した。クラブ、そして僕自身がさらに成長する時期が来たんだと感じたんだ。最終的に移籍を決めたのは他の誰でもない自分自身だし、ヨーロッパ圏内で終えることができなかったことは今回の決断とは関係ない。僕の心はこれからもこのクラブとともにあり続ける。自分ではこれまでクラブのために全力を尽くしてきたつもりだ。確かに結果は伴わなかったけどね。」

会見の冒頭で発したTorresのコメントを訳したものです。またTorresが話し出す前に、Enrique Cerezo会長がTorresに新シーズンのAtléticoのユニフォームをプレゼントしました。

と言うことで移籍を決意したのはやはり彼自身でした。オファーが来るまでは今年もAtléticoでプレーすることだけを考えていたようです。しかし実際にオファーが舞い込み、色々検討した結果移籍を決意したとのことです。

彼自身Atléticoが本当に好きで、だからこそ自分が移籍した方がクラブにとってプラスになるのではないかと考えたのかもしれません。今回の決断を下すまで本当に悩みぬいたと思います。だからこそ彼の決断を尊重し、気持ちよく送り出してあげたいです。これからはLiverpoolの一員としてPremier League、さらには念願のChampions Leagueで素晴らしいプレーを見せてもらいたいです。そしていつの日かまた赤白のユニに袖を通す日が来ることを心より願っています。


2007年07月05日(木)

_ [スペイン代表] FIFA U-20 World Cup Group B : ザンビア 1 - 2 スペイン

ザンビア: Jacob Banda; Zimba, Nyambe, Dennis Banda, Kachinga; Njobvu, Sunzu (Richard Phiri, m.60); Tembo (Lupiya, m.58), Mwansa, Mulenga; Mayuca

スペイン: Adán; Barragán, Valiente, Piqué, Crespo; Sunny, Mario Suárez (Javi García, m.79); Toni Calvo (Iriome, m.67), Mata, Capel (Granero, m.50); Adrián López

Goles: 0-1, m.30: Mario Suárez (PK). 0-2, m.40: Mata. 1-2, m.74: Njobvu.

_ [Atlético] 現時点での移籍市場のまとめ

今夏の移籍市場ではFernando Torresが退団するという、私としては残念な事態が起こってしまいましたが、Atléticoというクラブそのものが無くなるわけではありません。むしろチームが強くなる機会だと割り切って考えたいです。

と言うことで今夏の移籍市場で入団、及び退団する選手をまとめてみました(Diego以外のレンタルからの復帰組は除く)。移籍金はメディアで報じられている推定の額です。

    【入団】
Diego Costa (Sporting Braga;レンタル終了)
Raúl García (Osasuna;1200万ユーロ)
Abbiati (A.C. Milan;レンタル)
Forlán (Villarreal;2100万ユーロ)
Luis García (Liverpool;0ユーロ*)
Cléber Santana (Santos;0ユーロ**)
    【退団】
Gabi (Zaragoza;0ユーロ***)
Galletti (Olympiacos;250万ユーロ)
Fernando Torres (Liverpool;3000万ユーロ+Luis García+α****)
    *:選手本人の推定額は400万〜600万ユーロ
    **:6月30日でSantosとの契約が終了
    ***:6月30日で契約が終了、買い戻しオプション付
    ****:Liverpoolでの活躍次第で移籍金が増加か(詳細は不明)

またリストには書きませんでしたが、ArizmendiをDeportivoから300万ユーロで買い戻してValenciaへ600万ユーロで放出しているので差額の300万ユーロを儲けていることになります。

と言うことで全体で見ると250万ユーロの収入ということになります。しかしながらTorresを放出したことでQuaresmaの獲得の可能性が高まっているので、2000万〜2500万ユーロの支出は残っていると考えた方がよいでしょう。

現時点で加入が決まっているのが6人に対し、出て行くのが3人。この状況でQuaresmaが入る可能性があり、さらにレンタルからの復帰組も加わるので、明らかに人数が多すぎですね。今後はおそらく戦力外と考えている選手の移籍先を探すことになるのでしょう。レンタルからの復帰組は再びレンタルに出される可能性もあるでしょうね。

それにしても3人しか出て行くことが決まっていないのに、うち二人がカンテラ出身者とは……。現時点で来シーズンもトップチームに居ることが確実なカンテラ出身者は、次期カピタンのAntonio Lópezだけになってしまいました。近年はBチームも不調なので、Torresの退団はクラブ全体に変革が必要なことを意味しているのかもしれませんね。


2007年07月06日(金)

_ [Atlético] トップチーム始動初日の参加者は28名

clubatleticodemadrid.com

Intertoto杯に参加することもあり、来週月曜日の19時30分から早くも新しいシーズンが始まります。現時点で初日からの参加が決定しているのは以下の28選手です。

GK: Leo Franco, Abbiati, Pichu, Falcón
DF: Seitaridis, Valera, Molinero, Regalón, Pablo, Zé Castro, Eller, Antonio López, Pernía
MF: Luccin, Costinha, Raúl García, Ignacio Camacho, Cléber Santana, Maniche, Miguel de las Cuevas, Maxi, Luis García, Petrov, Jurado
FW: Mista, Braulio, Jacobo, Diego da Silva

遅れて合流するのはCopa Américaに参加したForlán, PereaとU-20ワールドカップに参加しているAgüero, Mario Suárezです。Pereaはコロンビア代表の敗退が決定していることもあり、近日中にAguirre監督と話し合い、合流時期を決めるようです。残りの3選手も大会終了後にAguirre監督と話し合うことになっています。

初日から参加するメンバーのうち、Valera, Regalón, Luis García, Diego da Silvaの4選手はそれぞれのリハビリメニューを消化する日々が続くことになります。したがって通常練習に参加するのは残り24選手ということになります。また28選手のうちカンテラの選手は、Regalón, Jacobo(以上Atlético B)とIgnacio Camacho(Atlético Juvenil)の3名です。Ignacio CamachoはU-17欧州選手権で優勝したスペイン代表のカピタンも務めており、未来のAtléticoを背負ってくれる存在になってくれるかもしれませんね。あまりプレッシャーを掛けてはいけないですが( ̄▽ ̄;

新シーズンの練習は15日までMadridで行われ、16日からキャンプ地であるLos Ángeles de San Rafaelに場所を移してIntertoto杯に備えることになっています。

_ [Atlético] BraulioはAtléticoでプレー

MUNDO DEPORTIVO

昨シーズン2部のSalamancaでプレーしていたBraulioが、レンタル期間終了に伴いAtléticoに戻ってきました。そしてSalamancaで14ゴールを挙げたことが認められ、07-08シーズンはトップチームの一員としてプレーしてもらうことをAtléticoの首脳陣から伝えられたそうです。カンテラの選手としてトップチームでプレーした経験はありますが、今シーズンは完全にトップチームの選手という扱いになる見込みです。

と言うことで今シーズンのBraulioはForlán, Agüero, Mistaとポジションを争うことになります。Intertoto杯には上記3名のうちForlánとAgüeroが参加しないので、Braulioとしては彼らが居ない間にAguirreにアピールしておきたいところでしょう。Braulioが活躍すればAtléticoがIntertoto杯を勝ち抜ける可能性は高くなりますからね。しかも現在トップチームに居るカンテラ出身のデランテロは彼だけなので、是非とも頑張ってもらいたいです。

_ [Atlético] QuaresmaかRiquelmeか……

asMUNDO DEPORTIVO

現時点で所属している人数を考えるとおそらく補強するのはあと一人だと思われますが、最後の補強候補はQuaresmaかRiquelmeです。asによると月曜日にクラブ首脳とAguirreが話し合い、どちらにするかをAguirreに決めてもらうようです。「どっちか?」みたいな題名をつけましたが、これが事実なら最終候補はQuaresmaでしょう。AguirreがRiquelmeを選ぶことは想像できませんから。ちなみにクラブ側としてもEU圏外枠(現在はAgüero, Eller, Cléber Santana)の問題があるので、Riquelmeを受け入れるのは難しいと考えているようです(それなら選択肢に入れる必要が無い気もしますけど)。

現時点でQuaresmaの移籍交渉は、Atlético側が2200万ユーロという条件をPorto側に提示した状態で止まっているようです。Porto側は2500万ユーロを要求していますが、Atléticoとしては2200万以上は出したくないのでしょう。ちなみにQuaresma自身とはすでに合意しているようですので、クラブ間の交渉さえまとまれば入団が決まると思われます。ちなみにasによるとLiverpoolもQuaresmaの獲得を視野に入れているようですが、獲得資金は2000万ユーロのようなのであまり気にする必要は無いでしょう。Liverpoolに財政力があることは確かですが、数日前にTorresを獲得していることを考えると予算を増額するとは思えませんし。Luis Garcíaを出してしまったLiverpoolがQuaresmaを欲しがるのは分からないではないですけどね。

と言うことで結局のところAtléticoとPortoが合意できるかどうかだけ考えれば良さそうです。とは言えPortoがお金に困っているようには見えないので、交渉をまとめるのは大変そうな気はしますが……。


2007年07月07日(土)

_ [Atlético] Márquez獲りに動く可能性は?

as

BarçaがGabi Militoと契約したら、AtléticoはMárquezを獲得するために動くのではないかとasが報じています。

Márquezは2004-05シーズンには34試合に出場して3ゴールを挙げており、チームにとって欠かせない存在でした。しかしながらその後は25, 21と出場試合数が減っており、今のBarçaにおいて欠かせない存在とは言えなくなっています。Gabi Militoが加入したら尚更でしょう。このようなMárquezの現状を踏まえ、Atléticoはオファーを出すことを検討しているようです。しかしながらAtléticoも高額の移籍金を支払ってまでしてMárquezを獲ることは考えていません。レンタルでの獲得か、もしくはお手ごろな値で獲得するかのどちらかのようです。現時点でセントラルの選手層自体は問題なく、早急に補強する必要は無いからでしょう。とは言え同郷ということもあってかAguirre監督のMárquezに対する評価は高く、しかも中盤もこなせるので獲得に動く可能性は十分あると思います。

ちなみにMárquezが加入した場合は、Zé Castroをレンタルするか、Ellerを放出するかのどちらかになるのではないかと見られています。昨シーズン終盤のAguirreの起用法からするとEllerが放出される可能性は低い気がするのですが、個人的にはPablo, Perea, Zé Castro, Márquezの4人になったらいいかな、と思っています。昨シーズン終盤のEllerを見ていたら、どうしても信用できませんからね。年齢的に上がり目が見込めませんし……。

_ [Atlético] Quaresma以外の候補は?

as

昨日Cerezo会長が、「次の補強はQuaresma、もしくはその他の選手だ」と語りましたが、このコメントにある「その他」の候補はasによると、Simão, Giuly, Govouの3人だそうです。

Simãoの名は冬の移籍市場でもQuaresmaの代役として挙がっていたので、今回も名前が出てくるのは自然かもしれません。ちなみにSimão自身はAtléticoが関心を持ってくれるのは嬉しいが、実際に移籍するかどうかは自分自身とクラブへのオファー次第と言うことになるだろう、と語っています。

GiulyはBarçaが移籍先を模索している選手ですが、Giuly自身は契約解除を求めているので話がこじれているようです。BarçaとしてもSaviolaのような状況を再び招くのは避けたいようなのですが、どうなるんでしょうかね。GiulyはLigaでの実績もあるので適応力という意味では問題ないと思いますが、31という年齢を考えると移籍金をあまり投じたくないとAtléticoが考えても不思議ではないでしょう。Giulyが自由契約になったら獲得する可能性が出てくると考えた方が良いかもしれませんね。ちなみにGiulyはMonacoやOlympique Marseilleが狙っています。

最後の候補であるGovouですが、正直最近見ていないので個人的には何とも言いようがないです。彼自身はAtléticoが興味を持っているという話は最近耳にしたようで、スペイン行きを否定はしていないようです。ただまだ具体的なオファーをLyonに提示してはいないでしょう。

とは言え以上の3選手の獲得に動くのはあくまでもQuaresmaの移籍交渉でPortoと合意できなかった場合でしょう。現時点でAtléticoが提示している2200万ユーロという条件に対してPorto側は返答していないようですが、この額でダメなら上記の3選手いずれかの獲得に動くかもしれませんね。


2007年07月08日(日)

_ [スペイン代表] FIFA U-20 World Cup Group B : スペイン 4 - 2 ヨルダン

スペイン: Adán; Crespo, Elustondo, Piqu (Marc Valiente, m.43), Canella; Iriome (Capel, m.65), Javi García (Sunny, m.62), Granero, Adrián, Marcos, Adrin López

ヨルダン: Hamad, Anas, Baha, Abdallah, Hijah, Al Basha, Raed (Nofad, m.68), Adnan, Waleed, Tariq, Loiy (Alawneh, m.86)

Goles: 1-0, m.29: Adrián López. 2-0, m.32: Adrián López. 3-0, m.38: Adrián López. 3-1, m.48: Loiy. 3-2, m.56: Abdallah. 4-2, m.79: Marcos García.

スペインU-20代表は2勝1分の勝ち点7でグループBを首位で通過しました。決勝トーナメント1回戦は11日で、対戦相手は明日決定します。

_ [Atlético] Gloria Bistritaがリード

Intertoto杯2回戦第1戦が昨日行われ、勝者が3回戦でAtléticoの対戦相手となるMaccabi HaifaとGloria Bistritaの試合はアウェーのGloria Bistritaが0-2で勝利を収めました。第2戦はルーマニアで行われますが、第1戦の結果を考えるとGloria Bistritaが勝ち上がる可能性が高くなったのではないかと思います。

Maccabi Haifaは昨シーズンのUEFA杯ではベスト16まで進出していたので、Maccabiが勝ち上がってくる可能性が高いのかな、と予想していたのですが、この状況だと予想は外れのようです( ̄〜 ̄;A 最近ヨーロッパの大会ではルーマニア勢が頑張っているので、リーグ全体のレベルが上がっているのかもしれませんね。もちろんMaccabiが今シーズン初戦だったというのも影響しているとは思いますが。Atléticoもチーム力は上かもしれませんが、初戦ということが多少影響するかもしれませんね。もちろんそんなハンデがあっても勝ち抜いてもらわないと困りますが……。

_ [Atlético] Copa America & U-20 World Cup

現在開催中のCopa AmericaとU-20 World Cupに出場しているAtlético所属の選手たちの大会中の出場状況を記しておきます。

  【Copa America】
    Perea(コロンビア)
0-5と大敗した初戦のパラグアイ戦はベンチスタートで出場せず終了。2戦目のアルゼンチン戦はフル出場を果たすもチームは4-2で敗れる。3戦目のアメリカ戦でもフル出場して1-0での勝利に貢献はしましたが、試合開始前にすでにグループリーグ敗退が決定しており、コロンビアのCopa Americaはこの試合で終了しました。
 
    Frolán(ウルグアイ)
初戦のペルー戦はフル出場するもゴールを挙げられず、チームも0-3で惨敗。2戦目は1-0でボリビアに勝利するも、Forlán自身は2戦続けてノーゴール。Atlético入団が決定後に行われた3戦目も得点を挙げられず、チームは0-0で開催国のベネズエラと引き分けて予選突破を決めたものの無得点で予選を終了。しかしながら今朝行われた準々決勝ではベネズエラと再び対戦し、待望の大会初ゴールとなる先制点を奪うと終了間際にはチーム4点目となるゴールも叩き出し2得点。チームも4-1で快勝し、準決勝へ駒を進めました。10日(日本時間11日)の準決勝ではブラジルと対戦します。
 
  【U-20 World Cup】
    Agüero(アルゼンチン)
チェコとの初戦は0-0で、Agüeroもフル出場したものゴールは挙げられず。しかし2戦目のパナマ戦ではアルゼンチン攻撃陣が爆発し、特にAgüeroは2ゴール3アシストの大活躍で6-0の勝利に大きく貢献しました。3戦目の北朝鮮戦は苦戦を強いられましたが、Agüeroが自身大会3ゴール目となるフリーキックを決めて、アルゼンチンが1-0で勝利しました。アルゼンチンはグループEを首位通過し、決勝トーナメント1回戦はポーランドと12日(日本時間13日)に対戦します。
 
    Mario Suárez(スペイン)
初戦のウルグアイ戦は後半途中までに2点をリードされる苦しい展開でしたが、終了間際に追いついて2-2の引き分け。Mario Suárezはフル出場するも警告を受けました。2戦目はザンビアと対戦し、Mario Suárezは先制点となるPKを決め、79分に退きました。チームは2-1で勝利し、予選突破も決めました。そして3戦目は今朝行われヨルダンに4-2で勝利してグループB1位通過を決めましたが、Mario Suárezは休養のため出場しませんでした。

と言うことでPerea以外の3選手はまだチームが勝ち残っており、依然として大会に参加中です。バカンスのことを考えると複雑な心境ですが、出場している以上できるだけ勝ち抜けるよう頑張ってもらいたいです。U-20の方では決勝でスペインとアルゼンチンが対戦する展開になったらAtléticoファンとしては理想的かもしれませんね。ただスペインは準々決勝で日本と対戦する可能性があるんですよね(苦笑)

_ [Atlético] どちらからでしょうか

MARCA

自分に対して重要なオファーが来たから検討するようCostinhaがGil Marínに訴えているようです。オファーがどこから来たのかは明らかになっていませんが、4年契約で給料も今以上という条件を提示されているらしいです。

それにしても12月には34歳になるCostinhaにどこがこんな好条件のオファーを出すんでしょうかね。尤もAtléticoとしてもこのポジションは選手が余っているので、オファーが本当なら検討するのは間違いないでしょう。昨シーズンのパフォーマンスを考えればオファーそのものが貴重なので、すんなりと決まってしまうかもしれませんね。個人的にはこのオファーがCostinhaの狂言でないことを祈っています(笑)


2007年07月09日(月)

_ [スペイン代表] 対戦相手はブラジル

U-20 World Cupは、今朝行われた4試合でグループリーグがずべて終了しましたが、昨日の段階で決まっていなかったトーナメント1回戦のスペインの対戦相手はブラジルになりました。ブラジルはグループリーグ3位で滑り込みの進出ですが、ブラジルはブラジルですからねぇ。

スペインはグループリーグで5失点もしており安定した勝ち上がり方をしたわけではありませんが、ブラジルが相手でも準々決勝へと駒を進めてもらいたいものです。多分ブラジルの調子はまだ上がってきていないと思いますし……。

_ [Atlético] ¡ Bienvenido, Cléber Santana !

clubatleticodemadrid.com

柏レイソルでもプレー経験のあるCléber Santanaの入団発表会見が行われました。すでに発表されているように契約期間は3年間です。MUNDO DEPORTIVOの記事の見出しにはAtléticoのDecoなんて書かれているので、本家のような活躍を見せてくれることを期待したいです。正直なところ彼がどういうプレーをするのかよく分かっていませんが(笑)

_ [Atlético] Molineroとの契約を解除

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Atlético de MadridとFrancisco José Molineroが話し合いの末、契約解除で合意したことが発表されました。昨シーズンMálagaにレンタルされていたMolineroは今シーズンのAguirreのプランには入っておらず、このような形を取ることになったようです。

個人的には右のラテラルはValeraが離脱中のために層が薄くなっていると思うのですが、Valeraが復帰したら出場機会は皆無に等しくなってしまうことも事実なので、選手本人が移籍先を探しやすい状況を作ってあげたのかもしれません。カンテラ出身者の退団は残念ですが、早い段階で動きやすい状況にしてあげたことは評価したいです。Molineroには新天地でAtléticoを見返すような活躍を期待しています。


2007年07月10日(火)

_ [Atlético] 新シーズンに向けて始動

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現地時間9日19時45分から新シーズン最初の練習が始まりました。Ciudad Deportivaには200人以上のファンが訪れたようです。

最初の練習に参加したのは以下の28選手でした。

GK: Leo Franco, Abbiati, Pichu, Falcón
DF: Seitaridis, Valera, Regalón, Pablo, Zé Castro, Eller, Antonio López, Pernía, Perea
MF: Luccin, Costinha, Raúl García, Ignacio Camacho, Cléber Santana, Maniche, Miguel de las Cuevas, Maxi, Luis García, Petrov, Jurado
FW: Mista, Braulio, Jacobo, Diego da Silva

当初は参加が予定されていたMolineroは契約解除のため参加せず、逆にベネズエラ帰りのPereaがバカンスに入らず練習に参加しました。PereaはIntertoto杯には出場しますが、その後短期休暇に入る可能性はあるようです。また現在ベネズエラに居るForlánとカナダ滞在中のAgüeroとMario Suárezは当然不参加です。

28選手のうちValeraとRegalónは各々のリハビリメニューをこなしましたが、それ以外の選手はAguirre監督の下で通常メニューを消化しました。Luis GarcíaとDiego da Silvaは通常練習に参加できるまでに回復しているようなので一安心といったところでしょうか。

Intertoto杯出場のため非常に早い始動となりましたが、バカンス短縮が報われるよう是非ともUEFA杯出場権を勝ち取ってもらいたいところです。

_ [Atlético] ¡ Bienvenido, Diego Costa !

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今年の1月にAtlético所属になったものの、昨シーズン終了まで移籍元であるSporting BragaにレンタルされていたDiego da Silva Costaの入団発表会見が本日行われました。

Agüeroと同い年という非常に若い選手なので、これからのAtléticoの中核を担うような選手へと成長することを期待したいです。ただ非常に申し訳ないのですが、正直私には彼が18には見えません(爆)

ちなみに入団発表会見が行われましたが、EUパスを持っていないためレンタルされる可能性が高いようです。


2007年07月11日(水)

_ [Atlético] Fernando Torres来訪

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Fernando Torresが昨日の練習を見学し、昨シーズンまでのチームメイトや監督、コーチ陣に別れを告げました。

これから始まるLiverpoolでのキャリアが輝かしいものになることを期待しています。そしていつの日か自分の家のようなクラブであるAtléticoに戻ってきてください。

_ [Atlético] ウルグアイ敗退

今朝行われたCopa America準決勝、ブラジル対ウルグアイにForlánがウルグアイ代表の先発メンバーとして先発し、前半35分には1-1に追いつく同点ゴールも決めました。試合はその後両チームが1点ずつ取り合い、延長戦を経てP.K.戦にもつれ込みました。Forlánはウルグアイの最初のキッカーを務めましたが失敗し、チームも最終的に5-4でブラジルに敗れました。

ウルグアイは日本時間で明日行われるアルゼンチン対メキシコの敗者と、現地時間14日に3位決定戦を戦います。

_ [Atlético] 本日の練習風景

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本日の練習では持久力テストが行われました。ちなみに一部の選手は昨日の練習中に消化しています。

左図はRaúl Garcíaがテストを受けている様子だと思われますが、右図は何をしているところなんでしょうかね?

練習中にはGarcía Pitarch SDも訪れ、監督や選手たちと話をしていきました。

また練習の合間に新たにカピタンに就任するのではないかと思われるAntonio LópezとAguirreの話し合いの場も設けられたようです。

ということで今日は珍しく大量に画像を貼ってみました(笑)


2007年07月12日(木)

_ [スペイン代表] FIFA U-20 World Cup Round of 16 : スペイン 4 ex 2 ブラジル

スペイン: Adán; Barragán (Toni Calvo, m.77), Marc Valiente, Piqué, Crespo; Sunny (Bueno, m.71), Javi García; Capel, Marcos (Granero, m.55), Mata; Adrin López

ブラジル: Cássio; Amaral (Eduardo, m.70), Luizão, Edson, Marcelo; Roberto, Ji Paraná Leandro Lima(m.102), Willian (Carlos Eduardo, m.63); Jõ (Luiz Adriano, m.51); Alexandre Pato

Goles: 0-1, m.39: Leandro Lima. 0-2, m.41: Alexandre Pato. 1-2, m.43: Piqué. 2-2, m.84: Javi García. 3-2, m.102: Bueno. 4-2, m.121: Adrián López.

今大会のスペインを初めてまともに見ましたが、守備は酷いし、決定力も無い。ただ勝負強さは際立っているんじゃないかと思いました。前半の終盤に立て続けに失点しましたが、うまく決められたというよりもスペインの守備に問題があったのではないかと。失点の場面に限らずスペインの守備はサイドからのクロスに非常に弱く、フリーで合わせられる場面を何度も見る羽目に(苦笑) キーパーのAdánがよく頑張っていたと思います。

攻撃陣は4点取っているから一見問題なさそうに感じますが、決定機を外す場面が多かったように見えました。ただ立て続けに失点した直後に1点返して反撃ムードをすぐに作れるように、ここぞというところでは決めているんですよね。尤もこの反撃の狼煙を上げるPiquéのゴールはたまたまうまくいっただけのようにも見えましたが。

ちなみに決定力の無さが際立っていたのは延長後半で、3対1という攻撃側が圧倒的に優位な場面を二、三度迎えたのに、いずれも決められず。ただボールを持っている選手が自分で決めたがったから入らなかったというのもありますが。他にもBuenoがディフェンスを全員交わしたのに決められない場面もありました。

それはさておき個人的に注目していたのはSevillaのDiego Capelでしたが、評判通りのプレーを見せてくれたと思います。彼のサイドの突破するプレーからチャンスが多く生まれましたし、無理な体勢からでもクロスを上げられる身体能力の高さも感じました。このような若手が頻繁に出てくるSevillaが羨ましいですね。

ところでスペインの準々決勝の対戦相手はチェコとなりました。日本は2点のリードを守れず、P.K.戦で敗れてしまったようですね。スペインとの対戦を楽しみにしていたので残念です。尚、準々決勝は現地時間14日に行われます。

_ [Liga Española] 2007-2008シーズンの日程

8月末に開幕するLiga Española 2007-2008シーズンの日程が決まりました。Atléticoの開幕戦はなんとSantiago Bernabéuでのderbiです!

この試合も含めた開幕戦のカードはトップページの左側のフレームに載せておきます。全日程は暫定版をアップしましたが、対戦順は以下のようになっているので見る必要は無いかもしれません(笑)

R. Madrid, Mallorca, Murcia, Racing, Athletic, Osasuna, Barcelona, Zaragoza, Levante, Atlético, Villarreal, Almería, Valladolid, Betis, Getafe, Recreativo, Espanyol, Deportivo, Valencia

開幕戦の相手から始めて一周するとシーズン前半が終了です。対戦相手の順番が自チームになったときは代わりにSevillaと対戦することになります。


2007年07月13日(金)

_ [Atlético] RobertoをGimnàsticにレンタル

clubatleticodemadrid.comMUNDO DEPORTIVO

昨シーズンのBチームの正ゴールキーパーだったRoberto Jiménezを2部に降格したGimnàsticoへ1年間レンタルすることが発表されました。Robertoは一昨シーズンにPamplonaのOsasuna戦でトップチームデビューを果たしており、昨シーズンもLeo Francoが離脱中のときに召集されています。Násticで経験を積んで成長した姿を見せてもらいたいですね。

今シーズンはAbbiatiが加入したこともあり、PichuとFalcónの移籍先も模索しているようです。Pichuは1部でのプレーを希望しており、Deportivoが候補に挙がっているようです。


2007年07月14日(土)

_ [Atlético] Portoへ再オファー?

MARCA

Real MadridがQuaresmaに興味を示していることが明らかになったことで、AtléticoはPortoへ再度オファーしたようです。今回の額はPorto側が当初から要求している2500万ユーロだとか。

最近の報道ではRiquelmeのAtlético入りが間近とされていましたが、もしこれが事実だとすればAtléticoの最大の補強候補はやはりQuaresmaだと考えるしかないでしょうね。ちなみにMARCAは「Quaresma獲りに失敗した場合はSimãoがターゲットに」と本日付のもう一つの記事で記しているので、この二つの記事を合わせるとAtléticoはウイングの補強を優先していると考えるのが自然でしょう。ちなみにその記事によるとSimão獲得のためにBenficaへ用意しているオファーは2000万ユーロだとか。Quaresmaへの2500万ユーロも高いけど、Simãoへの2000万ユーロも高すぎるような気が……。

_ [Atlético] 最初の紅白戦

clubatleticodemadrid.com

本日の練習で、新シーズン初の紅白戦が行われました。チーム分けは以下の通りでした。

ビプス無: Abbiati (Pichu); Seitaridis, Pablo, Eller, Pernía; Costinha, Cléber Santana; Jurado (Miguel), Raúl García, Petrov; Mista

ビプス有: Leo Franco (Falcón); Miguel (Camacho), Zé Castro, Perea, Antonio López; Luccin, Maniche; Maxi, Diego Costa (Jurado), Jacobo; Braulio

両チームとも4-2-3-1のシステムを用い、紅白戦は計3セット行われました。2セット目からはフィールドプレーヤーのみカッコ内の選手が代わりに入り、3セット目からはキーパーが入れ替わっています。

1セットの時間がどれくらいだったのかは不明ですが、3セット行ったのに得点は入りませんでした。今シーズンも得点力不足に悩まされなければ良いのですが……。

_ [Atlético] Forlánのメディカルチェックは16日

clubatleticodemadrid.com

Copa America3位決定戦出場後、Forlánは現地時間16日7:35着の便でMadrid入りし、そのままメディカルチェックを受けることになるようです。そして入団発表会見は来週中に行われることになっています。

ちなみにForlánがその後チームに合流するのかバカンスに入るのかは分かりませんが、Intertoto杯の第1戦は出場停止のためどっちにしろ出られません。2試合目に出られるのかどうかは私は把握していません(爆)

_ [Atlético] Intertoto杯の対戦相手はGloria Bistrita

Gloria BistritaとMaccabi Haifaが対戦したIntertoto杯2回戦は、第1戦を0-2でGloriaが、第2戦をやはり0-2で今度はMaccabiがそれぞれ制しました。したがって15分ハーフの延長戦に突入しましたが勝負は決まらず、最終的にPK戦を3-2で制したGloria Bistritaが3回戦進出を決めました。

と言うことでAtléticoの対戦相手はGloria Bistritaに決まりました。アウェーの第1戦を0-2で勝利した時点で突破は堅いかと思っていたのですが、突破の仕方が意外でした。やはりチーム力ならMaccabiの方が上だったのかもしれませんね。Atléticoにとってはシーズン最初の試合がアウェーでの第1戦なので、ここをうまく乗り切れれば突破できるのではないかと思います。あとイスラエルに行く必要がなくなったことは何気に大きいのではないかと……。


2007年07月15日(日)

_ [スペイン代表] FIFA U-20 World Cup Quarter Final : スペイン 1 - 1 (3 pk 4) チェコ

スペイン: Adán; Barragán, Marc Valiente, Piqué, Crespo; Mario Suárez (Adrián, m.95), Javi García; Granero (Toni Calvo, m.56), Capel, Mata; Adrián López (Bueno, m.81)

チェコ: Petr; Kuban, Mazuch, Simunek, Kudela, Fenin, Janda (Cihlar, m.118), Micola, Strestik (Pekhart, m.66), Suchy, Kalouda (Gekov m.107)

Goles: 0-1, m.103: Kalouda. 1-1, m.110: Mata.

PK: 1-0, Mata ○. 1-1, Fenin ○. 2-1, Adrián ○. 2-2, Suchy ○. 2-2, Marc Valiente ×. 2-3, Kudela ○. 3-3, Javi García ○. 3-4, Pekhart ○. 3-4, Piqué ×.

と言うことでPK戦の末、U-20スペイン代表はベスト8で姿を消すことになりました。試合を優位に進めていただけにもったいないとしか言いようがないですね。しかしブラジル戦で見せた勝負強さはどこに行ったのだろうか(苦笑)

_ [Atlético] 交渉決裂

MARCA

Quaresmaの移籍交渉は決裂したことをCerezo会長、そしてMiguel Ángel Gil Marínが明らかにしました。最終的なオファーの内容は2200万ユーロに加えて、目標達成度に応じて最大400万ユーロを支払うというものだったそうですが、Porto側は頑として2500万ユーロという額を譲らなかったようです。というよりどうやらPorto側はQuaresmaを出す気は無かったみたいですね(cf. 本日付のMARCAの他の記事)。

と言うことで今後はおそらく目標を変更するのでしょうけど、個人的には目標を変更するのではなく補強を打ち止めにしてほしんですけどねぇ……。代わりのターゲットとして挙がっているSimãoは2000万ユーロとやはり高額ですし、Riquelmeは1000万ユーロとQuaresmaの半額以下ですがタイプが全然違いますからね。それに現時点で保有している戦力を考えると補強の必要性は感じませんし。Aguirreが続投したのですから、昨シーズンの戦力を中心に新戦力をうまく融合させていけば戦えるのではないでしょうか。


2007年07月16日(月)

_ [Atlético] U-20アルゼンチン代表、準決勝進出!

U-20スペイン代表は昨日の試合で敗退してしまいましたが、Agüeroが所属しているU-20アルゼンチン代表は今朝のメキシコ戦を1-0で勝利し、準決勝進出を決めました。19日の準決勝ではナイジェリアを破ったチリと対戦します。

トーナメント1回戦では勝ち越しゴールを含め2得点を挙げたAgüeroでしたが、この試合ではノーゴール。ただ前線での存在感は際立っており、調子そのものは悪くなさそうです。前回大会は優勝メンバーだったものの主力とは言えなかったので、今回はエースとして優勝を勝ち取ってもらいたいものです。ついでに得点王を獲得してくれることも期待しています。

_ [Atlético] Bチームは今日から始動

clubatleticodemadrid.com

トップチームは先週から新シーズンに向けての練習を開始しましたが、Bチームも1週間遅れで始動します。本日の練習に参加するのは以下の選手たちです。

Aitor, Alex Quillo, Aitor Núñez, Batres, Borja, Casabella, César, David Fernández, Matar Diop, Indiano, Ismael Gil, Joshua, Juanje, Kili, Llorente, Mario Fernández, Portilla, Rubén Ramos, Regalón, Rubiato, Senel, Solabarrieta, Vara, Víctor Bravo

以前MUNDO DEPORTIVOで戦力外と報じられていた選手も何人か入っているようです。とは言え昨シーズンのメンバーと比べると半分以上は変わっているような気はします。尚、U-20ワールドカップに参加していたBernabéは遅れて合流する予定です。

新シーズン最初の練習はVicente Calderónで行われ、その後は8月6日までMajadahondaのCiudad Deportivaで練習を行います。その後は12日まで今日からトップチームが合宿を行うSegoviaのLos Ángeles de San Rafaelで合宿をすることになっています。

練習試合の予定は、

8月4日:vs Cobeño (El Cerro del Espino)
8月12日:vs Talavera (Talavera)
8月15日:vs Osasuna B (El Cerro del Espino)
8月18日:vs Conquense (Cuenca)

となっています。対戦相手は全て2部Bのクラブです。またLos Ángeles de San Rafaelでの合宿中に行う練習試合を調整をしているようです。

昨シーズンはギリギリのところで残留できた非常に厳しいシーズンでしたが、今シーズンは上位を目指してもらいたいですね。できれば昇格プレーオフに参加できるような順位で終えてくれると嬉しいのですが……。

_ [Atlético] やっぱりSimãoを狙いにいくのか?

as

Quaresmaの移籍交渉が決裂したことでターゲットをSimãoに変える可能性が高そうです。もちろん今回のネタ元がasである以上全てを鵜呑みにすべきではありませんが、その他の機関でも代役候補に挙げられていましたからね。

このasの記事によると、Atléticoが提示する額は1500万ユーロを若干上回る程度だそうです。以前出ていた2000万ユーロというのはBenfica側が考えている額のようです(Simãoの契約破棄金は2500万ユーロ)。とは言え年齢がQuaresmaよりも4つ上ということを考えるとAtléticoとしても2000万ユーロはさすがに出したくないでしょう。

Simão自身はすでに27という年齢に達していることもあり、再びスペインで自分の力を試してみたいという気持ちはあるようです。Barça時代は20歳とまだ若く、しかも監督がVan Gaalだったので持ち味を発揮する環境ではなかったみたいですし。

しかしながら私の中では1500万ユーロでもやっぱり獲得する必要は無いのでは、と思ってしまいます。再三書いているように戦力的には足りていると考えていますからね。1500万ユーロという額も決して低い値ではないわけですから、フロントにはやっぱり現状をきちんと把握してもらいたいと思ってしまいますね(苦笑)

_ [Atlético] Forlánがメディカルチェックを無事通過

clubatleticodemadrid.com

Copa Americaを終えたDiego Gorlánが現地時間の今朝Madrid入りしました。そして午前中にメディカルチェックを受け、無事パスしたことで入団が確定しました。メディカルチェックで駄目になる場合は稀ですが、期待している選手なので無事通過してくれて一安心と言ったところでしょうか。入団発表会見は現地時間明日13時から行われることも決まりました。

直前まで試合に出場しており、さらに長旅も重なったことで疲労が蓄積しているみたいなので、Intertoto杯には出場せず、疲労を回復してからチームに合流してくれればいいかな、と思っています。そしてLigaが開幕してからゴールを量産してくれることを期待しましょう!


2007年07月17日(火)

_ [Atlético] 事実なら獲得は無理ですね

MARCAas

Benficaは2500万ユーロ(契約破棄金)を積まれない限りSimãoを手放さないとポルトガルで報じられているようです。Atléticoがオファーしようとしていた額は1500万ユーロみたいなので、これが事実なら獲得するのは事実上不可能と言ってもいいでしょう。第一2500万ユーロを出せるのであればQuaresmaを獲りにいくでしょうし(笑)

と言うことでQuaresmaもSimãoも来ることはないようです。尤も個人的にはこの結果を望んでいたので逆に良かったなぁ、と思っています。あとはRiquelmeを獲得するという暴挙に出なければ、私としては万々歳です。

_ [Atlético] ¡ Bienvenido, Forlán !

clubatleticodemadrid.com

Atléticoの今夏行われた補強の最大の目玉であるDiego Forlánが正式に入団しました。入団発表には1000人以上のファンが詰め掛けたことからも、彼に対する期待の大きさが伺えるのではないかと思います。

Torresと入れ替わりで入団する形となったのでプレッシャーは大きいと思いますが、Villarreal時代のようにゴールを量産してくれることを期待しています。とは言え現時点ではCopa Americaの疲労が溜まっていると思うので、リフレッシュして開幕に備えてもらいたいものです。

しかし正直なところ彼のrojiblanco姿はまだ違和感があるなぁ(笑) でも入団直後にソシオにもなってくれたみたいなので、今夏入団した選手の中ではAtléticoに最も愛着を持ってくれた選手かもしれませんね。

_ [Atlético] García Pitarch:「望んでいたような戦力は実現した」

clubatleticodemadrid.com

Diego Forlánの入団発表終了後、García Pitarch SDがメディアの取材に応じましたが、現時点での戦力に非常に満足していることを示しました。さらに加入する選手の存在は否定はしませんでしたが、誰も来なくても問題ないことをアピールしています。

Quaresma, Simão, Riquelmeといった獲得候補に関する記事が毎日のように報じられますが、García Pitarchのコメントを考えると大きな補強は打ち止めだと考えることができるでしょう。私も戦力的に特に問題を感じていないので、今回の彼の言葉が真意であることを期待しています。

_ [Atlético] MolineroはMallorcaへ

R.C.D. Mallorca

Atléticoを自由契約になっていたFrancisco José Molineroの行き先はMallorcaに決まりました。本日の交渉で両者が合意に達し、明日正式に契約を結ぶことになりました。

彼が出てきた頃は将来Atléticoの右のラテラルを任されるような選手になることを期待していたので、退団してしまったことは残念ですが、すぐに移籍先が見つかって本当に良かったと思います。しかも1部のMallorcaなので本人の希望通りなのではないでしょうか。

Mallorcaでもポジション争いは大変だと思いますが、是非ともレギュラーの座を勝ち取ることを期待しています。


2007年07月18日(水)

_ [Atlético] Maxiがカピタンに就任

clubatleticodemadrid.com

Fernando Torresが去って空席になっていたカピタンの座でしたが、テクニカルスタッフと選手たちで話し合った結果、Maxi Rodríguezが新カピタンに任命されました。またMaxi以降の序列がAntonio López, Leo Franco, Luccin, Costinhaとなることも決まりました。

個人的には在籍年数とは関係無くAntonio Lópezが就任するのかな、と思っていたのですが、話し合いの結果Maxiに決まったわけですから問題は無いでしょう。これまでは在籍年数が最長という理由で性格的にあまり向いているとは思われないTorresがカピタンを務めていたので、今回のような決め方はチームとして一歩前進したのではないかと感じています。それに今回はMaxiだけでなくリーダーたちを明確に決めたみたいなので、カピタンであるMaxiに掛かるプレッシャーは過去のカピタンと比べると軽減されるのではないかと思います。

新カピタンのMaxiにはチームをぐいぐいと引っ張っていってもらいたいですね! そしてそれ以外の選手たちがMaxiを盛り立てていってくれることを期待しています。

_ [Atlético] Petrovに1000万ユーロ

MUNDO DEPORTIVO

最近はAtléticoがターゲットにしている選手の話題ばかりでしたが、たまには逆の話も。と言うことで取り上げたのがPetrovに関する話題です。

Petrovは昨夏もイングランド方面から狙われていましたが、今夏もやっぱりターゲットにされているようです。今回はTottenhamとManchester Cityで、Tottenhamは昨年に引き続きということになります。

Tottenhamは1000万ユーロ程度のオファーを準備しているようです。ちなみに1000万ユーロという額は、Petrovの年齢(28)とAtléticoとの残りの契約年数(2年)も考慮した上で算出されたものらしいです。ちなみにAtléticoがWolfsburgから獲得したときの額は850万ユーロなので、一応値上がりはしています。Manchester Cityの方が考えている額は不明です。

ただPetrov自身はMadridでの生活に満足しており、今シーズンもAtléticoでやる気のようなので、フロントには彼の意思を尊重してもらいたいものです。間違っても彼を売却してQuaresmaの獲得資金の足しにしようという事だけは考えないでほしいです。

_ [Atlético] PabloがZaragozaのターゲットに

MARCA

Atléticoの選手がターゲットにされている話題の第二弾です。今回のターゲットはPabloで、積極的に補強を進めているZaragozaがターゲットにしているようです。そしてどうやらAtléticoに対してすでにオファーもしているみたいです。

ZaragozaはすでにAyalaを獲得しており、Gabi Militoが抜けた穴は埋めたと思うのですが、今度はどうやらAyalaの相方を探しているようです。お隣からPavónを獲得してセントラルの層自体は厚くなってきていますが、Ayalaの相方に見合うだけの選手は居ないと感じているのかもしれませんね。

とは言えAtléticoにとってもPabloは重要な選手であり、簡単に放出することは無いでしょう。オファー内容が魅力的でPablo自身も移籍を志願したら交渉が成立するかもしれませんが、現時点ではPabloがZaragozaへ行く可能性はかなり低いと見てもいいのではないかと。それにZaragozaもPablo獲得交渉がうまくいかなかった場合はDeportivoのColocciniやBetisのJuanitoを狙いにいくことも考えているようなので、Pabloにご執心というわけではなさそうです。


2007年07月19日(木)

_ [Atlético] シーズン初戦の先発は?

clubatleticodemadrid.com

昨日の練習では紅白戦が行われました。チーム分けは次のようになっていました。

ビプス無: Leo Franco; Seitaridis, Perea, Eller, Antonio López; Maxi, Luccin, Maniche, Petrov; Raúl García; Mista

ビプス有: Abbiati; Camacho, Pablo, Zé Castro, Pernía; Miguel de las Cuevas, Cléber Santana, Costinha, Jurado; Diego; Braulio

試合はビプス無がEllerのゴールで勝ちました。今回も前線の選手の得点が無かったのが気になりますねぇ(苦笑)

それはさておきビプス無の方がおそらく土曜日の先発メンバーではないかと予想されますが、Raúl García以外は昨シーズンからのメンバーですね。ただCléber SantanaはPereaのスペイン国籍取得がまだなので出場できないので、その制約が無ければどうだったのかは分かりません。それからLuis Garcíaの名がありませんが、彼はRegalónとともに別メニューをこなしていました。どうやらIntertoto杯には間に合わないと考えた方がよさそうですね。

と言うことで前線はMistaとRaúl Garcíaで構成されるようです。シーズン初戦でしかもフエラなので、まずは守備を重視したのかもしれません。守備を重視するならEllerではなくPabloを起用した方が良いのではないかと思いますが、今シーズンは(PereaかPablo)+(EllerかZé Castro)という組合せにすることをAguirreは考えているみたいなので、今後もPabloとPereaが同時に起用される可能性は低いでしょう。尤もEllerがブラジルで評判になっていたような守備力を見せてくれれば問題無いんですけどねぇ……。

_ [Atlético] 売りませんよ

MUNDO DEPORTIVO

昨日報じられたZaragozaがPabloに興味を示しているという話題ですが、現時点でAtlético側はPabloは移籍させることはできない選手だと認識しているためオファーには応じないようです。もちろん契約破棄金を満額で支払えばAtléticoの意向とは関係無く獲得可能となりますが、Pabloの違約金は3000万ユーロですからね(笑)

ちなみに昨日の練習前にAguirre監督とPabloが30分程話し合いましたが、話題は昨シーズンのGetafe戦のことだったようです。このGetafe戦でPabloは試合直前でメンバーから外れたことに腹を立てたのかどうかは分かりませんが、スタンドから観戦せず直帰してしまいました。そのことについてきちんと話し合う機会を設けたようです。逆に言えば戦力と考えているからこそこのような話し合いをしたと考えるのが自然でしょうね。

_ [Atlético] Javi Garcíaがターゲット?

as

AtléticoがJavi Garcíaを狙っているという報道が出たのは実は今回が初めてではなく、先月MUNDO DEPORTIVOでも見かけていました。と言うことで今回このネタを取り上げたのは記事を見かけたのが二度目だからだったりします(笑)

それはさておきJavi Garcíaですが、彼は昨シーズンReal MadridのBチームであるCastillaでプレーしていました。今シーズンは1部でプレーすることを望んでおり、理想的な流れはReal Madridのトップチームでプレーすることでしょう。ただどう考えても彼に出場機会が与えられる情況ではないため、Atléticoへの移籍に前向きなようです。ちなみに彼の代理人はManuel García Quillónで、Juradoの代理人でもあります。つまりJuradoと同じような状況だと考えるのが早いでしょう。

Javi Garcíaのポジションはピボテなので、現時点でのAtléticoにはLuccin, Maniche, Costinha, Raúl García, Cléber Santanaと5人も居ます。しかしながら依然としてManicheとCostinhaの去就は不透明で、両者共に去ってしまった場合は3人になってしまいます。つまり4人目として獲得することを考えているみたいです。またJavi Garcíaは昨シーズンセントラルでも起用されたことがあるくらい守備力が高いので、Luccinのバックアッパーとしても考えているのかもしれません。

とは言え個人的にはJavi Garcíaを獲得するくらいならMario Suárezを残してほしいんですけどねぇ。Mario Suárezも昨シーズンは2部でプレーしており、しかも彼の場合は2部をぶっちぎりで優勝したValladolidの主力だったわけですから。いくら隣のカンテラの有望株といってもチームは降格したわけですしね。よその有望株に目をつけるのもいいですが、やはり自分のところの選手ももう少し見てあげてほしいとどうしても思ってしまいます。ちなみに二人ともU-20代表なので、この点でも大差は無いでしょう。Javi Garcíaの方が出場試合数は多かったことは事実ですが。

_ [Atlético] Gloria Bistrita戦の召集メンバー

clubatleticodemadrid.com

新しいシーズンの最初の試合は公式戦となりましたが、その試合に召集する18選手をAguirre監督が発表しました。新加入選手で招集されたのはAbbiati, Raúl Garcíaの二人だけで、レンタル帰りのBraulio以外の15人は昨シーズンからのメンバーとなっています。Luis Garcíaは怪我、Cléber SantanaとDiego Costaは国籍の問題があるので仕方ないですけどね。さらにForlánはCopa America直後とかは関係なく出場停止なので欠場。尤も昨シーズンのメンバーで十分戦えるはずですし、逆に連携面での問題は特に無いはずですからね。コンディション面で差はあるかもしれませんが、そのハンデも跳ね返すような試合を見せてもらいたいものです。

と言うことで召集メンバーは以下の通り:

Leo Franco, Abbiati, Seitaridis, Perea, Pablo, Eller, Zé Castro, Antonio López, Pernía, Luccin, Costinha, Maxi, Petrov, Raúl García, Mista, Braulio, Jurado, Maniche


2007年07月20日(金)

_ [Atlético] U-20アルゼンチン代表が決勝進出!

今朝行われたU-20ワールドカップ準決勝でアルゼンチンがチリを0-3で下し、決勝進出を決めました。Agüeroはフル出場し、ゴールこそ無かったもののチームの勝利には貢献しました。ただ見ていると前線で孤立して無理をする場面が多々見受けられたので、それが解消されれば決勝戦ではゴールも期待できるのではないかと思います。

と言うことで優勝を手土産にスペインに戻ってきてほしいですね。得点王争いは現在トップタイなので、決勝戦で決めて単独での獲得も期待しています。


2007年07月21日(土)

_ [Atlético] Intertoto Cup 3rd Round 1st leg : Gloria Bistrita 2 - 1 Atlético de Madrid

試合の詳細

試合開始時の気温が42℃と非常に暑い中での試合だったので、コンディション面で厳しいのは理解できます。しかし集中力も一緒に欠いてどうするよ。特に前半はチーム力が上回っていても集中力が無ければ簡単にやられるという典型的な例となってしまいました。

前半の2失点は崩されたのではなく相手にプレゼントしただけですし。特に2失点目につながったLuccinのミスパスはひどすぎ。周囲を全く確認せずに適当にパスを出したようにしか見えませんでした。その後のセントラルの対応も見事なまでに悪く、Pereaはスタート位置が悪くて抜け出したTilincaに追いつけず、Ellerに至ってはお前どこに居るんだよというところにいましたからね。それ以外の場面でもセントラルコンビは危なっかしく、得点をプレゼントしそうなプレーも何回かやっていました。

後半に入ると55分にSeitaridisのGolazoが決まったこともあり、多少は落ち着きと集中力を取り戻しはしましたが、最後までパフォーマンスは上がらなかったと思います。Luccinは後半に入っても不安定なままだったこともあり途中でCostinhaと交代しましたが、Costinha投入が妥当だと初めて思ってしまいました(苦笑)

前線はMistaの出来が悪かったですね。1トップの出来が悪けりゃ点は入りませんよ。完全にフリーの状況でヘディングを枠にも収められないようではねぇ……。ForlánとAgüeroの不在が心底恨めしく感じました。Maxiは相変わらず波は少なく、ドリブルからシュートまで持っていく見せ場も作っていました。ゴールにつながらなかったのは残念でしたが、今シーズンも期待できそうです。Petrovもまだまだコンディションが上がってこないと何とも言いようがないですね。Raúl Garcíaもこの試合だけでは全く判断できません。

と言うことで今シーズンは黒星スタートとなってしまいました。ただ後半1点返して望みはつなげたので、来週のCalderónでの試合で逆転してくれることを期待したいです。


2007年07月23日(月)

_ [Atlético] Agüeroが三冠

今朝行われたU-20ワールドカップでアルゼンチンが1-2でチリを下し、2大会連続の優勝を達成しました。後半15分にチェコに先制点を許して状況が悪くなりかけましたが、その2分後にAgüeroがゴールを挙げてアルゼンチンが追いつき、後半41分のZarateのゴールで優勝を決めました。

決勝戦を含めて6得点を挙げたAgüeroは単独での大会得点王に輝き、さらにゴールデンボール賞(MVP)も受賞したことで、優勝と併せて三冠を達成しました。昨シーズンは休み無く出場していたので疲労が蓄積していたと思いますが、やはりU-20では格が違ったのかもしれませんね。

Agüeroはこの大会で自信を取り戻してくれたと思うので、今度はAtléticoで素晴らしいプレーを見せてくれることを期待しています。

_ [Atlético] 緊急合流なんだろうなぁ

as

どうやらIntertoto杯の第2戦に向けてForlánとAgüeroを召集するようです。Forlánは今日から練習に合流する予定で、順調であれば土曜日の試合でAtléticoデビューを果たすことになるみたいです。Agüeroも明日には合流することが見込まれており、やはりIntertoto杯の試合に出場する可能性があります。二人とも7月中に真剣勝負に臨んでいたので、コンディション面では問題ないでしょう。疲労の蓄積は気になりますが(特にAgüero)。そして両者のバカンスはIntertoto杯後になることが濃厚です。とは言え期間は短いでしょうけど……。

それから今週中にPereaがスペイン国籍を取得することが確実なので、第2戦にはCléber Santanaも出場可能となります。コンディション的には6月末まで試合に出ていたので、こちらも他の選手と比較すると良いかもしれませんね。

と言うことでほとんどの選手が出場する可能性が高い第2戦でどういう試合をするかは楽しみです。ただForlánが合流して1週間で試合に臨むことになるので、その点は気掛かりですが……。

_ [Atlético] Simão獲得へ向けて再オファー?

MARCA

Simãoを獲得するためにBenficaは契約破棄金である2500万ユーロを要求していると報じられていますが、Atléticoが予定している新たなオファーの内容は1500万ユーロ+Costinhaだそうです。BenficaがCostinhaのようなタイプの選手を探しているということもあり、現金をプラスする代わりにCostinhaをオファーに含めることにするようです。

Costinha自身は出場機会がより多く得られるクラブへの移籍なら歓迎すると思いますが、Benfica側はどうなんでしょうかね。2500万ユーロとの差額は1000万ユーロもありますが、正直なところ昨シーズンのCostinhaじゃどう見積もっても1000万ユーロにはなりませんからね( ̄〜 ̄;A ただ必要としているポジションの選手なのは確かなのかもしれませんが……。

とは言え個人的には特に必要な補強だと感じていないので、交渉が決裂したらしたで問題は無いかな、と思っています。何回も言っているように、現状の戦力をもう少し信頼してもらいたいんですけどねぇ……。確かに一昨日の試合だけ見たら心配してしまいますが(苦笑)


2007年07月24日(火)

_ [Atlético] Forlánが合流

clubatleticodemadrid.com

Diego Forlánが現地時間昨日18時50分に合宿地であるLos Ángeles de San Rafaelに到着し、直後の練習でAtléticoの一員として初めて練習に参加しました。この日はランニングなどの軽いメニューを消化しただけでしたが、本日の練習からは通常のメニューをこなす予定です。

またこの日からカンテラのJulián Varaもトップチームの練習に参加しています。これでトップチームに参加しているカンテラの選手はJacobo, Regalón, Camachoと合わせて4人となりました。

_ [スペイン代表] U-17代表召集メンバー

8月13日から9月9日まで韓国で行われるU-17ワールドカップに臨むスペイン代表の召集メンバーが発表されました。スペインは1次リーグはグループCでホンジュラス、アルゼンチン、シリアと対戦します。尚、スペインは今年5月に行われたU-17欧州選手権で優勝し、この大会への出場権を手にしています。

AtléticoからはDe Gea, Sergio Rodríguez, Pichu Atienza、そして現在トップチームの練習に参加しているIgnacio Camachoが召集されています。Ignacio Camachoは5月の欧州選手権ではカピタンも務めていましたが、今回もそのメンバーが主体なのでまたカピタンを務めるのではないかと思われます。この年代のAtléticoには有望な選手が多いので今後が楽しみです。うまく育てられるのかが問題ですが(苦笑)

ところで17歳以下なのにすでに海外(というよりイングランド)に居る選手が3人もいますね。CescがArsenalに引き抜かれて以降、増えているような気がします( ̄〜 ̄;A

あと個人的にはやはりBojan Krkicに注目しています。将来を渇望されている選手なので、Barçaの選手でもどういうプレーを見せてくれるのかは気になります。

と言うことで召集された25名は以下の通りです。

Atlético: David de Gea Quintana, Sergio Rodríguez Sánchez, Ignacio Camacho Barnola, Francisco J. Atienza Valverde.
Alavés: Alberto Morgado Liberal.
Arsenal: Francisco Mérida Serrano.
Athletic: Ismael López Blanco, Ander Vitoria Agirre.
Barcelona: Iago Falqué Silva, David González Díaz, Bojan Krkic Pérez, Alex Bolaños García.
Chelsea: Sergio Tejera Rodríguez.
Deportivo: David Rochela Calvo.
Espanyol: Lucas Porcar Teixidó.
Liverpool: Daniel Pacheco Lobato.
Real Madrid: José Ignacio Fernández Iglesias, Rubén Molero Cortes.
Murcia: Daniel Aquino Pintos.
Sevilla: Moisés Jiménez Nieto.
Real Sociedad: Asier Illarramendi Andonegui.
Valencia: Joaquín Forner Martín de Ojeda.
Villarreal: Jordi Pablo Ripollés, Yelco Ramos Ursúa, Diego Mariño Villar.

_ [Atlético] Petrovがキャンプ地から離脱

MARCA

Martin PetrovがLos Ángeles de San Rafaelを離れ、Madridへ帰還したようです。最近になってPetrovが退団する可能性が報じられる頻度が増えてきていましたが、それが現実になってしまう恐れが……。

以前報じられたようにPetrovにはTottenhamとManchester Cityが興味を示しており、もしかするとどちらかから(あるいは両方から)Atléticoにオファーが届いたのかもしれません。

QuaresmaかSimãoを獲得するためにPetrovを売却して資金を捻出することを危惧していましたが、本当に実行に移してしまうのでしょうか。Petrov自身は昨シーズンが消化不良だっただけに、今シーズンに期するものがあったと思います。昨日の会見でもAtléticoでのプレーを続けたいことをアピールしていましたし。もし移籍することになってしまったら本当に残念に思いますし、フロントへの不信感がさらに募るでしょう。


2007年07月25日(水)

_ [Atlético] Agüeroも合流

clubatleticodemadrid.com

前日はForlánが合流しましたが、昨日午後の練習から今度は'Kun' Agüeroが合流しました。そして合流初日は別メニューを消化した点もForlánと全く同じです。ちなみにそのForlánは昨日午前の練習から通常練習に加わっています。

昨年のプレシーズンは7月11日からだったので、Agüeroは1年以上休養期間が無いことになります。しかも昨シーズンは全試合に出場した唯一の選手でもあるので疲労の蓄積は本当に気になります。Intertoto杯が終了したらゆっくり休んでもらいたいです。Intertoto杯を勝ち抜いたらUEFA杯の予備選2回戦があるのですが、これに間に合わせようとせずにバカンスを取ってもらいたいです。

_ [Atlético] 事実なら来なくていいです

MARCA

現時点でSimãoを獲得するためにはBenficaと交渉して移籍金をできるだけ引き下げなければなりませんが、それ以外の問題も出てきたようです。MARCAの報道によるとSimãoは月給42万ユーロを要求しているのだとか。年俸に直すと504万ユーロで、この記事では「銀河系」の給料だと書かれています。

正直なところSimãoが「銀河系」だとは思いませんので、もし本当にこの額を要求しているのだとしたら即刻手を引くべきでしょう。そもそもTorresが抜けた今、Atléticoで年俸が500万ユーロ以上の選手なんて居るのでしょうかね? Forlánがいくらなのかは知りませんが……。

とにかくこの報道が事実だとしたらSimãoには身の程を知れ、と言いたいですね。これなら移籍金がSimãoより高くてもQuaresmaを獲得しにいくのが正解でしょう。個人的にはどっちも獲らずにPetrovを残すのが今でも正しいと思っていますが、昨日の午後の練習に参加せずキャンプ地をあとにしてしまいましたからねぇ……。

_ [Atlético] 本日のミニゲーム

clubatleticodemadrid.com

本日の午前中の練習では15分ハーフのミニゲームが行われました。チーム分けは片方が、

Leo; Vara, Pablo, Perea, Antonio López; Braulio, Luccin, Maniche, Luis García; Forlán, Agüero

もう一つが、

Abbiati; Seitaridis, Zé Castro, Eller, Pernía; Maxi, Cléber Santana, Costinha, Jurado; Raúl García, Mista

となっていました。ゲーム自体はスコアレスドローでした。

この分け方だと土曜日のスタメンは予想しにくいのですが、現地の報道だと以下のようなメンバーが予想されています。

Leo Franco; Seitaridis, Pablo, Perea, Antonio López o Pernía; Luccin, Maniche, Maxi, Jurado; Agüero, Forlán

先日のスタメンからは離脱したPetrov以外にEller, Raúl García, Mistaが外れ、Jurado, Pablo, Agüero, Forlánが起用される可能性が高いようです。トップの二人は合流直後ですが、得点を挙げなければ敗退してしまうのですから彼らに期待するしかないでしょう。バカンス前にゴールを量産していってください(笑)

とは言え明日の練習で紅白戦が行われる可能性が高いので、そこでの分け方でスタメンを改めて予測できるのではないかと思います。


2007年07月26日(木)

_ [Atlético] Cityへの移籍間近か……

as

Martin PetrovのManchester Cityへの移籍は秒読み段階に入っていると言うしかない状況になってしまいました。Petrovは昨日午後にManchester入りし、様々なフィジカルテストをパスしました。今日は昨シーズン負った左膝の怪我による影響を調べるようですが、問題が無ければCityへの入団が決まるようです。

Manchester CityとPetrov争奪戦を繰り広げていたTottenhamからは昨日新たなオファーがあったようですが、AtléticoだけでなくPetrovもCityと合意していたこともあり、このオファーは意味を成さないものとなってしまったようです。Spursからすれば昨シーズンからターゲットにしていたのにCityに掻っ攫われてしまったように感じるかもしれませんね。

ところで入団が決まり次第Manchester CityがAtléticoに支払うことになる額ですが、昨日報じられていた記事によると800万ユーロでしたが、今日付けのasの記事だと900万ユーロとなっています。AtléticoがPetrovを獲得した際に支払った額が850万ユーロという事を考えると、900万ユーロというのが正しいのかもしれません。

正直なところIntertoto杯第2戦を控えているこの時期に何を考えているんだ、というのが率直な意見です。もちろん放出しないで今シーズンに期待するのが正しいあり方だったと今でも思っていますが、フロントがPetrovをあまり評価していなかったことは分かっていたので、こういう事態になることは想定の範囲内でした。しかし移籍させるにしても第1戦の前か、第2戦終了後のどちらかにすべきだったのではないかと。数年前に比べれば多少はマシになってきたと思っていましたが、本質的には無能なフロントだという印象はやはり拭えませんね。今のフロントがこのクラブを強くしたいと本当に思っているのであれば、自分たちが居なくなるべきだと考えてくれないものですかねぇ……。

_ [Atlético] Simãoの入団が確実に

MARCAasMUNDO DEPORTIVO

入団は既定路線だと報じられていたSimão Sabrosaが本当に来ることになるようです。移籍金はasの記事によると2000万ユーロ+選手二人(誰かは不明)となっています。Benficaが要求していた2500万ユーロは下回りましたが、選手二人分の価値が500万ユーロなら2500万ユーロと同等になっちゃうので値切れたわけではなさそうです。それからSimãoの年俸は本人の希望額は下回るものの、500万ユーロに迫る額らしいです。正直Forlánよりも高額なのはどうしても解せないです。しかも契約年数も5年らしいのですが、Simãoは5年後だと33ですからねぇ。ぼったくられているような印象は否めないです。もちろん年俸に見合うだけの活躍をしてくれれば文句は言いませんが。

ところで譲渡される可能性のある選手として挙がっているのはCostinhaとZé Castroです。個人的にはまだ若いZé Castroは残しておいてもらいたいんですけどねぇ。ちなみに他の選手の可能性もあるようですが、私の予想だとCostinhaは移籍するのではないかと思います。

_ [Atlético] Adiós Martin

clubatleticodemadrid.comManchester City FC

Martin Petrovがメディカルチェックをパスし、Manchester City入団が決まりました。City公式によると移籍金は470万ポンド(約700万ユーロ)だそうです。って安くねぇか、おい! おそらくオファー内容だけならTottenhamの方が良かったんじゃないでしょうか。PetrovがSpursではなくCityを選択したのかもしれませんね。

昨シーズンは怪我でシーズンの大半を棒に振っていたので、今シーズンに期待していたんですけどねぇ……。とにかく今は2年間お疲れ様でしたとしか言えません。新天地でAtléticoのフロントがバカだったことを示すようなプレーを見せつけてください。

_ [Atlético] バカンスよりもAtlético

clubatleticodemadrid.com

U-20ワールドカップ優勝+得点王+MVPを手土産にそのまま合流したSergio Agüeroですが、バカンスよりもチームが大切だから合流することを決めたことを明らかにしました。同大会では7試合全てで90分以上出場(1試合だけロスタイムに交代)しているので疲労が蓄積していてもおかしくないのですが、本人は非常に調子が良いと語っています。おそらく優勝して気分良く戻ってきたからなんでしょう。

とは言えAgüeroはまだ19歳と若く成長段階の選手なので、正直なところ無理だけはしてほしくないです。Intertoto杯終了後はできる限り休養して、Ligaの開幕に間に合えるような時期に再合流してくれればと思っています。でもAgüeroがチームを最優先に考えてくれることそのものは一ファンとして喜ばしいことだと思ってます。


2007年07月27日(金)

_ [Atlético] Simão獲得合意の内容は?

as

一昨日の夜にAtléticoとBenficaが合意に達したことでSimão Sabrosaの移籍が決まりましたが、昨日の報道だと合意した条件は不透明でした。本日付のasの記事には詳細が書いてあるので、その内容を一応まとめておきます。もちろんこれが本当なのかは分かりませんが( ̄▽ ̄;

まず移籍金ですが、この記事によると2000万ユーロに迫る額とあります。昨日報じられていた2000万ユーロだと思っても間違いではなさそうですね。次に譲渡選手についてですが、Benfica側がAtléticoが放出候補として挙げる選手の中から二人選べるのですが、その権利は4年間有効だそうです。昨日の報道ではCostinhaとZé Castroが有力候補とされていましたが、両選手とも現Benfica監督であるFernando Santosが必要だと感じていないようなので、どちらもBenficaへ移籍しない可能性は結構ありそうです。CostinhaはともかくZé Castroは将来性込みで獲得しても良さそうな気はしますが、個人的にはBenficaがいらないと言ってくれることを期待しています。それ以前に4年間誰も取らないという選択肢もあるので、Benficaには是非ともその選択をしてもらいたいですね(笑)

次にSimão本人との契約の中身ですが、この記事によると年俸は250万ユーロで契約期間は4年。出来高によって上昇する可能性はあると思いますが、妥当な金額じゃないでしょうか。とりあえずForlán(推定300万ユーロ)よりは低いですし。契約期間も年齢を考えれば4年が限界じゃないでしょうか。

Benfica側は当初契約破棄金の2500万ユーロを要求していましたが、最終的にその額に達することなく移籍が決まったのはSimão本人がBenficaに相当なプレッシャーを掛けたからみたいです。逆に言えばSimãoはAtléticoにどうしても入りたかったので、年俸も当初報じられていた500万ユーロという高額の要求は取り下げたのかもしれませんね。

普段asの記事は信憑性に欠けるとか散々言ってきましたが、今回は昨日の報じられた内容ではなくこの記事を信じたいと思います。その方がSimão移籍を受け入れやすいですしね(笑) 尤もPetrovが居なくなってしまったことは事実ですから、フロントに対する不信感は消えていませんけどね ┐( ̄ヘ ̄)┌

_ [Atlético] まだ諦めてないのかよ(苦笑)

MARCA

Simãoの獲得が内定して補強は終了かと思いきや、やっぱりQuaresmaは狙いにいくようです。PetrovとSimãoが入れ替わっただけで選手層そのものは変化していないので、再三言っているようにこれ以上の補強の必要性は感じません。それ以上にQuaresmaを獲得するとなるとまたしても大金を投じないといけないのですが、どこからそんな金が出てくるんでしょうか。ちなみに今夏の移籍市場における現時点での出費は推定1050万ユーロだったりするので思ったほど費やしてはいませんが、大部分をTorresの移籍金でまかなっただけですからね。どっちにしろQuaresmaを獲得するには2000万ユーロ以上は必要でしょうから、やはり財政に余裕がないと無理でしょう。

と言うことでこの羽振りの良さの理由を考えたのですが、やはり最初に浮かぶのがCalderónを売却したときに入る予定のお金を当てにしていることでしょう。昨年11月3日の報道だと売却額は3億5000万ユーロで、この額と比較したら3000万ユーロ程度は微々たるものに感じてしまいます。もちろん新スタジアムの確保のために費やされる額は差っ引かなければなりませんが、以前見かけた報道だと2億ユーロ以下だったと思うので、1億ユーロ以上は残ることになります。

そしてもう一つの財源がテレビ放映権料です。こちらはすでに契約がまとまっており、2007年から3年間は毎年600万ユーロが入り、2010年から5年間は毎年4240万ユーロという大金が支払われるようです。とは言え今年は600万ユーロしか支払われないわけですから、未来の放映権料を当てにするのはどうかと思いますが……。

結局のところ将来的に見込まれている収入を当てにして補強をしているような気がします。でも将来的な収入を毎年のように当てにしていたら経営が破綻してしまうのではないでしょうか。それに過去の借金を完済したという話も聞きませんし。もちろん来年以降は自粛するなら問題にはならないでしょうけど、今のフロントが自粛するとは思えませんからねぇ(苦笑)

_ [Atlético] Gloria Bistrita戦の召集メンバー

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本日Vicente Calderónで行われた練習後にJavier Aguirre監督がGloria戦の召集メンバーを発表しました。先週のメンバーからはZé Castroと移籍してしまったPetrovが外れており、代わりに先発が予想されている2トップであるForlánとAgüeroが入っています。ゴールを挙げなければ話にならないので、この二人に期待したいです。

召集メンバーは以下の通り:

Leo Franco, Seitaridis, Perea, Pablo, Pernía, Luccin, Maniche, Jurado, Maxi, Agüero, Forlán, Abbiati, Antonio López, Costinha, Raúl García, Eller, Braulio, Mista

_ [Atlético] ¡ Bienvenido, Simão !

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現地時間で本日10時からのメディカルチェックを無事通過したSimão SabrosaがAtléticoと4年契約を結び、13時30分から入団発表会見が行われました。

高額の移籍金を投資しての加入なので周囲の期待も当然大きいと思いますが、その期待に応えられるよう頑張ってもらいたいです。Barçaではほとんど活躍できませんでしたが、その後Benficaで開花させた実力を今度はAtléticoで見せてもらいましょう。入団が決まるまでは色々言いましたが、Atléticoに来てくれたわけですから、これから応援していきたいと思います。

_ [Atlético] 一応補強は終了らしい……

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Simãoの入団発表会見後、García Pitarch SDが記者会見に臨みましたが、その場で「現有戦力に満足している。Simãoが来てくれて本当に幸せだ」と語りました。そして次のように続けています。「基本的には新たな選手が来ることはもう無い。完全に否定はできないが……。とにかく現時点で今シーズンに向けての私たちの仕事は終了した。あとは監督がどういうチームを作ってくれるのかを見守るだけだ。クラブの強化を担当している私たちは、これからは来シーズンのことを考えていく。」

と言うことで補強は終了で、MARCAが報じたQuaresma獲得に向かうということはないようです。もちろんGarcía Pitarchの言葉を全て信じるならばですが。しかしながらこの人はForlánの入団発表会見後にも同じようなことを言っていたので、どこまで信じられるのだろうか……。新たに加入する選手が現れることを完全には否定していないところがポイントかもしれませんね(苦笑)

ところでこの会見ではPetrovについても語っています。「来シーズンで契約が切れることになっていたが、私たちは彼との契約を延長することは考えていなかったので、今回の決断は良かったものだと認識している。Martinもイングランドの重要なクラブへ移籍したわけだしね。実のところPetrovの去就に関しては昨夏から話し合っており、最終的にこのような形に落ち着いた。私たちはPetrovが活躍できることを祈っているよ。」

昨夏から放出を考えていたということは、逆に言えばPetrovに対する評価は低かったことを明言したようなものですね。2シーズンで3得点と、ゴールが少なかったことが影響しているのだとは思いますが。Petrovにとっては自分を評価してくれるクラブでプレーする方が幸せかもしれませんね。Martinには本当に頑張ってもらって、García Pitarchに見る目が無かったことを示すような活躍をしてほしいです。

ところで今夏は昨シーズンまでの戦力を軸にして、補強は2,3人に留める予定だったはずですが、García Pitarchは、「競争力を高めたかった」から補強人数を増やしたそうです。まぁ当初の予定ではTorresが抜けることは想定していなかったとは思いますが、逆に言えばTorresの移籍金という予定外の収入があったから補強選手が増えたような気がします。まぁ今更どうこう言っても始まらないですが……。

最後にPereaのスペイン国籍取得に関する話もしましたが、手続きはほぼ完了しているようです。そしてできるだけ早くCléber Santanaがプレーできる状況になることを期待しているようです。個人的にはEllerが無駄に枠を締めているようにしか思えないんですけどね(苦笑)


2007年07月28日(土)

_ [Atlético] 何じゃそりゃ!

MARCAMUNDO DEPORTIVO

どうやらArsenalから1200万ユーロでJosé Antonio Reyesを獲得することで合意してしまったようです。Reyesの名は昨シーズン終了直後には獲得候補として報じられていましたが、最近は全く聞かなくなっていたので獲得話は無かったのだと思っていました。むしろお隣に完全移籍の形で残留するのが濃厚だと報じられていたような……。

Arsenalからすれば移籍先が見つかればどこでも良かったのかもしれませんね。Real MadridはReyes獲得のために700万ユーロを提示していたようですが、Arsenalからすればより高額のオファーをくれた方に移籍させることを考えても不思議ではないでしょう。ReyesにとってはReal Madrid残留が理想だったと思いますが、スペインで続けることができればやはりどこでも良かったのかもしれません。だからAtléticoに移籍先が変更となっても問題は無かったのでしょう。

それにしても昨日のGarcía Pitarchのコメントは一体なんだったのだろうか……。もちろんさらなる補強を完全には否定していませんでしたが、それにしても急過ぎるだろうが。García Pitarchからすれば急じゃないのかもしれませんけど(苦笑)

それ以上に個人的に気に入らないのは補強するのがReyesだということです。Quaresmaよりも移籍金が安く、Liga実績もあるのでリスクは少ないことは認めましょう。ただ昨夏の彼の行動はどうしても忘れられないんですよね。今後Reyes本人のコメントが聞けるのではないかと思いますが、何を言っても信用できないかも。どこでもいいとか思っていそうな選手には来てほしくないんですけどね。尤も昨夏だと移籍金が2200万ユーロなので、入団が決まらなかったのは結果的に良かったのかもしれませんが(笑)

色々書きましたが、去年も入団間近という状況から急転直下でReal Madrid入りが決まっているので、正式に発表されるまではどうなるかは分からないと考えた方がよさそうですね。

_ [Atlético] Intertoto Cup 3rd Round 1st leg : Atlético de Madrid 1 - 0 Gloria Bistrita

試合の詳細

今日はネット中継が無くラジオで聴いていただけなのですが、前半の内容は第1戦と比べると格段に良かったようです。後半はまだ2戦目で序盤から飛ばした影響からなのかは分かりませんが、疲労が出てしまいあまり良いプレーが見せられなくなってしまったみたいですが。終盤はGloriaに脅かされる場面もいくつかあったので、まだまだ改善していく点は多そうです。

試合自体は前半11分という早い段階で先制できたことが大きかったと思います。しかも決めたのがAtléticoデビューだったForlánでしたからね。ただこのゴールだけで終わってしまったのは相変わらずかもしれませんね。前線の連携がまだまだなので、この問題が解消されれば得点力がアップする可能性はありますが、やはり決定的なチャンスをきちんと決めていくことが今後の課題でしょう。この試合では相手キーパーのファインセーブもありましたが。

その前線を牽引していたのはU-20ワールドカップ三冠と好調のAgüeroだったようで、相手を脅かすプレーが最も多かったのではないかと思います。後半の決定的なチャンスを決めていれば完璧だったのですが、今シーズンは期待できそうな動きは見せてくれたみたいです。尤も他の選手と異なりコンディション的には問題無かったのも大きかったとは思いますが。バカンス後も同じようなプレーを見せてくれることを期待したいです。

守備はPabloが入ったことで多少落ち着いたみたいですが、ミスが多いのは相変わらずでした。特にSeitaridisとPereaが危なっかしかったように感じました。守備ラインのミスは致命的なものになる可能性が高いので、もう少し集中してプレーしてもらいたいですね。

と言うことで2試合合計だと同点でアウェーゴールの差で勝ち抜くという、正直なところ情けない勝ち上がり方をしたと思います。ただ最悪の結果だけは免れたので良しとするしかないでしょう。内容の伴った試合はもう少し待たないといけないかもしれませんね。開幕までにはきちんと仕上がっていてもらいたいものです。


2007年07月29日(日)

_ [Atlético] Rojiblancoでなかった訳は?

アウェーゴールの差という際どい結果でしたが無事勝ち抜くことができたIntertoto杯。ところで昨日の第2戦ではVicente Calderónでの試合だったにもかかわらず着用していたのはセカンドユニでした。現地ラジオのコメンタリストも試合開始前は把握しておらず色々と予想してましたが、ハーフタイム中に判明しました。それはUEFAの規定に引っかかったから、というものです。

UEFAの規定だと背番号の部分は単一色で無ければならないのですが、Atléticoのファーストユニはその領域に赤と白が同居しており使用不可となってしまいました。幸いセカンドユニは青一色なので問題なかったのですが、これまでのシーズンのようにセカンドがただの色違いだったらどうするつもりだったんでしょうかね。ファーストのUEFA用はIntertoto杯を勝ち抜いたら作るつもりだったのかもしれませんが、それもどうなんでしょうかねぇ。とりあえず次のUEFA杯予備戦2回戦でファーストを着用しているのかに少しだけ注目したいと思いますが、やはりrojiblancoのユニで戦ってもらいたいなぁ……。

_ [Atlético] Gloria Bistrita戦後のコメント

Javier Aguirre監督
「目標を達成してシーズンを終えることができた。今後は少し休んで、チーム力を上げていきたい。今はヨーロッパへの舞台への切符を得ることができて本当にうれしく思っている。今回の試合では試合を決定付けられずに最後は苦しんだからね。2点差以上つけて勝ちたかったが、それでもチームへの信頼は揺るぎないものだよ。」

Forlán
「相手は失うものは何も無い状態で向かってきていたので、目的を達成するのは本当に大変だった。僕たちは絶対に勝たなければならなかったわけだしね。今日は目標を達成し、見に来てくれたファンと喜びを分かち合えたので幸せだ。ゴールを決めることができたことについても満足しているけど、それ以上にチームがUEFA杯出場権を得ることができたことが嬉しいよ。」

Pernía
「この一週間、Aguirre監督は僕たちの自信を回復させるために尽力を尽くしていた。だから今日は試合をうまく運ぶことができたし、相手に攻められた時間帯も落ち着いて対処できたと思っている。もちろんそういう状況になる前に試合を決めておかなければならなかったけどね。今はとにかくAtlético de Madridがヨーロッパの舞台へ帰ることが決まって嬉しく思っている。」

Maxi
「遅くなってしまったが、シーズンの目標であるヨーロッパの舞台への出場権を得ることができた。この試合でもまた終盤苦労する時間帯があったが、以前よりも落ち着いてしのぐことができた。今日の90分間はシーズンを賭けて戦った。ファンの後押しもいつも以上に感じることができたよ。」

_ [Atlético] 本当に人格者なのか?

MARCAasMUNDO DEPORTIVO

試合翌日と言うことで、本日の練習では先発メンバーは休養。控えだった選手がDiego Costa, Jacobo, Ignacio Camacho, Regalón, Falcónが加わったCチームと練習試合を行いました。控え組のメンバーは以下の通りです。

Abbiati; Vara, Zé Castro, Eller, Antonio López; Luis García, Costinha, Raúl García, Miguel; Braulio, Mista

試合はCチームがRafa CansinoとJaviのゴールにより2-0で勝利するという結果に終わりました。いくら強化されたとはいえCチームに負けるのはどうなのかと思うのですが、それ以上に問題になったのが写真のCostinhaが思いっきりJacoboを殴っている場面です。

Costinhaに厳しいタックルをお見舞いされたJacoboが彼に詰め寄り説明を求めたところ、Costinhaが顔を殴ったというのがこのような状況までの流れのようです。Jacoboが何を言ったのかは分かりませんが、それに対して暴力で返すのはいかがなものかと……。

これまでCostinhaはプレーそのものは微妙でも人格者ゆえロッカールームでは信頼されている選手でした。しかしこういうのを見てしまうと本当にそうなのか疑ってしまいます。

現在のCostinhaの状況は非常に不安定なもので、イライラが募るのも分かるような気はします。しかしながらそれを外に出してはダメでしょう。素行に問題があると言われているManicheはプレーで挽回してくれていると思いますが、彼の場合こちらを納得させるようなプレーをちっとも見せてくれませんからねぇ……。おそらくフロントとしても放出することを真剣に検討していると思いますが、多分放出先が無いんでしょうね。最終的に契約解除という形をとる可能性も十分あるのではないかと思います。


2007年07月30日(月)

_ [Atlético] 昨夏と同じ手法

as

土曜日の試合前に速報が出たReyesのAtlético入りでしたが、いの一番に速報を出しそうなasだけはなぜか静観していました。そして昨日からこの話題に触れているのですが、どうやらasによるとまだ合意に達したわけではないようです。いつもなら合意していなくても合意していると報じてしまうasがこうだと調子狂うな(笑)

どうでもいい前置きはこれくらいにしておいて本題に入りますが、とりあえずここまでの流れを整理します。当初はArsenalとReal Madridの間でReyesの完全移籍させる交渉が行われており、最終的にReal Madridがオファーした額は600万ユーロでした。Arsenalとすれば到底満足できる額ではありません。その状況に割って入ってきたのがOlympique Lyonneisで、倍額の1200万ユーロをArsenalにオファーしました。Arsenalとしてはこの額なら、と考えましたがReyesはスペインでのプレーを希望しているので破談。一方Real Madridも600万ユーロからの上積みは考えていなかったようなので、交渉は停滞していました。

そしてこのような状況に首を突っ込んだのがAtléticoでした。Atléticoが提示した額は速報記事だと1200万ユーロでしたが、asによると900万ユーロ。Real MadridとLyonの間の額を提示しているようです。Arsenalからすればより高額のオファーをしているLyonに売りたいのが本音でしょうけど、Reyesが絶対にスペイン以外でプレーしたくないと公言している以上Atléticoのオファーを受け入れるだろうと推測されています。

ところで題名にある昨夏と同じ手法というのは何なのかということですが、今年もReyesと先に仮契約みたいなものを結んでしまったようです。つまりReyesが今夏のマーケットでAtlético以外のクラブに移籍した場合は違約金を支払わなければならないというものです。昨年は150万ユーロで、交渉の結果最終的には75万ユーロ(依然として未払い)になりましたが、今年は4000万ユーロというとんでもない額で仮契約したようです(この辺りはasなので真実かどうかは断言できませんが)。額を引き上げてもReyes側が応じたということは、今年こそはAtlético入りを決意したのかもしれませんね。

Atléticoは明日からAmsterdamへ遠征するので、Reyesの入団を明日までに発表してそのまま遠征メンバーに加えたいようです。と言うことでこの交渉の行方は今日決着する可能性もあるのではないでしょうか。ところでReyesはバカンス明けなので、遠征メンバーに加えても他の選手と比べてコンディションに差があり試合に出すのは厳しいような……。

_ [Atlético] バカンスへ

as

今夏休暇を取らずにチームに合流していたAgüero, Perea, Forlán, Cléber Santanaの4選手はAmsterdam遠征には帯同せずバカンスに入るようです。再合流時期ですがCléber Santanaは8月8日、それ以外の3人は10日だそうです。1年間の疲労を癒すには期間が短いかもしれませんが、じっくり休養して戻ってきてください。

ところでAmsterdam遠征には新加入のSimãoは帯同の予定です。Benficaでプレシーズンを送っていたので、他のメンバーと比べてコンディション面で大きな差はないでしょう。できるだけ早く他の選手との連携を深めてもらいたいものです。本当に連携を深める必要がありそうな2トップはバカンスに行ってしまいますが( ̄▽ ̄;

_ [Atlético] 本拠地の移転が決定

clubatleticodemadrid.com

かれこれ数年前から噂になっていたVicente Calderónの売却話でしたが、ついに現実のものになる日が来てしまいました。Madrid市、近隣のビール工場の土地を保有しているMahou社、そしてAtlético de Madridの三者間で行われた交渉が完全に合意に達し、本日正式に発表されました。Vicente CalderónでAtléticoがプレーするのは2009-10シーズンまでで、2010-11シーズンからこちらも以前から報道されていたように現在はLa Peinetaと呼ばれているMadrid市の総合競技場を改築したスタジアムでプレーすることになります。

まずLa Peinetaの話からですが、改築には1億6000万ユーロを要します。現在のLa Peinetaは上段左図のようにメインスタンドしかなく、陸上トラックもあります(この画像はCGですが)。これを上段右図のようにスタンドを増設して屋根を設置し、下段左図のように陸上トラックの部分にも観客席を増設してピッチとの距離を狭めます。下段右図が完成予想図です。しかしながらMadrid市が2016年、もしくはその後のオリンピック誘致に成功した場合はLa Peinetaがメインスタジアムとして使用されるため、陸上競技の開催が可能なような改築をする必要があります。このときはMadrid市が2000万ユーロの改築費用を負担することになっています。

と言うことで一応陸上トラック無のスタジアムになる予定みたいですが、実はピッチと観客席の距離はやや遠かったりします。特にゴール裏は結構広いです(苦笑) 収容人数は73,000とVicente Calderónよりも増えますが、ピッチとの距離を考えるとやはりCalderónの方が良いスタジアムだと思えてしまいます……。

次にVicente Calderónはどうなるのかですが、環状線の拡張工事に伴いスタジアムそのものは壊されることになります。そしてその跡地には緑豊かなAtlético de Madrid公園なるものが造られることが決まりました。一応Atléticoの名は残るようですが、スタジアムそのものは完全に消えてしまうことになります。

以上が今回発表された内容を適当に要約したものです(一部誤訳があるかもしれませんがご勘弁を)。それはさておき今夏の羽振りの良さはやはりCalderón売却がほぼ決まっていたからだったのかもしれませんね。正直このような結末を迎えてしまい非常に残念ですが、環状線を拡張したい市の意向と財政を立て直したいAtléticoの考えがマッチしてしまったのでしょう。決まってしまった以上、取り壊される前にもう一度観戦に行きたいと思っています。

_ [Atlético] Reyesの入団が内定

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Josén Antonio Reyesの入団が内定したことが正式に発表されました。メディカルチェックはすでに大部分を終了しており現時点では問題は全くありませんが、明日8時半から行う残りの項目をパスすれば入団が決まります。契約期間は4年間で、現地時間31日10時から入団発表会見が行われる予定です。そしてasが報じたように入団発表会見後すぐにAmsterdam遠征に加わり、Javier Aguirre監督の指揮下に入ることも予定されています。

昨夏の一件以来悪い印象がどうしても拭えないのですが、入団する以上Atléticoのために頑張ってくれと言うしかありません。この印象を覆すような活躍を見せてくれることを期待しています。


2007年07月31日(火)

_ [Atlético] ¡ Bienvenido, Reyes !

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まさかReyesに対して「ようこそ!」なんて書くことになるとは思わなかったなぁ( ̄〜 ̄;A

どうでもいい前置きはさておきJosé Antonio ReyesがAtléticoと4年契約を結び、入団発表会見が行われました。会見でReyesは「Atléticoに入ることは13歳のときからの夢だった」と語っていますが、同じような言葉を昨年は隣のクラブで聞いたような……。ちなみに13歳というのはGil MarínがReyesとの契約しようと考えたときだそうです。と言うことはAtléticoにとってかなり昔からのターゲットなのかもしれませんね。

入団するまでReyesとは色々ありましたが、入団した以上はAtléticoの一員です。Atléticoのために頑張ってもらいたいですし、私もReyesを応援していきたいと思います。

_ [Atlético] Fernando TorresからLuis Garcíaへ

MUNDO DEPORTIVO

Fernando Torresの移籍に伴い空席となった9番ですが、どうやら入れ替わりでAtléticoに戻ってきたLuis Garcíaが引き継ぐことになるようです。Luis Garcíaは2日のAjax戦でAtlético復帰初戦を果たすことが予定されており、この試合で新たな9番を目撃することになります。

現在のAtléticoで純粋なトップの選手はAgüero, Mista, Braulio, Forlánの4人で、この中ではForlánが9番の最有力候補と考えられていました。ところがForlánは7番を選んでしまったため9番着用者は出てきていませんでした。Agüeroは昨シーズン同様10番で、Mistaは23番から20番に変更、そしてBraulioは19番を選んでいましたからね。

と言うことで最終的にはLuis Garcíaが9番を着ることになりました。純粋なトップの選手というわけではありませんが、個人的にはスペイン人が引き継いでくれて嬉しく思っています。Luis Garcíaはポジション争いが大変だと思いますが、できるだけ多くの試合で9番を見せてもらいたいです。

_ [Atlético] 放出候補ではありません

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新加入選手の入団発表会見後にGarcía Pitarch SDの記者会見が行われるのが恒例となっていますが、本日は先日の発言とは全く異なることを語っています。「まだ戦力を整えるまでの日数は残っており、移籍市場が閉まるまでチームの強化を考えていく。新たな選手との契約が必要だと感じればそれが実現するよう努めるだけだ。」Simãoの入団発表会見後に語った、「補強は基本的には終了した」というコメントは一体なんだったんでしょうかね(苦笑)

ところで今回の会見では現時点でのチーム状況にも触れており、何人かは出ていくことも示唆しました。「最終的には多くても24〜25人にはしなければならない。現時点はJacobo, Miguel de las Cuevas, Diego, Pichu, Mario Suárezのレンタル移籍させることを考えている。若い選手は出場機会を得ることが大切だからね。」名前が挙がっていない放出候補も居るのでしょうけど、そういう選手は完全に移籍させるのかもしれませんね。とりあえずFalcónの名が無いのが気になります。

そして最後にようやく題名の話です。「Benfica側はZé Castroを要求してきたが、彼を放出することは全く考えていないことを伝えた」と語っています。Simãoの移籍に伴いBenficaへ移籍する選手として噂になっていたのがCostinhaとZé Castroであり、一部報道ではBenfica側がこの二人では満足できないとありました。しかしながらZé Castroに関してはどうやら逆だったようですね。Zé Castroが放出候補になっていないようなのでホッとしました。ただGarcía Pitarchの発言はイマイチ信用できないので、完全に安心するところまでは至らないのが悲しいところですが(苦笑)

_ [Atlético] Amsterdamに到着

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現地時間17時半頃にAtlético de MadridがAmsterdamに到着しました。そして一行はそのままキャンプ地であるUtrecht郊外にあるMilton Royal Park Hotelに向かいました。

遠征メンバーは次の20選手です。

Leo Franco, Abbiati, Seitaridis, Zé Castro, Pablo, Eller, Antonio López, Pernía, Luccin, Costinha, Maxi, Julián Vara, Raúl García, Mista, Braulio, Jurado, Maniche, Luis García, Simão, Reyes

本日入団したReyesも予定通りメンバーに入っています。さらにカンテラからはBチームのカピタンであるJulián Varaがメンバー入りしています。一方でバカンス中のForlán Agüero, Perea, Cléber Santanaの4選手、そしてGarcía Pitarch SDがレンタル移籍させることを考えている選手たちはメンバーに入っていません。またIgnacio CamachoはU-17代表合宿に参加するので遠征メンバーには加わりませんでした。

Atléticoは2日にAjaxと、4日にLazioと対戦し、5日にMadridに帰還する予定です。