スペイン代表、苦しんだ末に勝ち点1をもぎ取る

World Cup 2006予選の初戦、スペイン代表はアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナと戦い、1 - 1の引き分けに終わった。
スペイン代表ディフェンス陣は最終ラインを常に高く保とうとし、中盤はプレスをかけるために走り回った。しかしながら、完成の域に達するまでは時間を要することも感じさせられた。
そのことは試合開始早々のボスニア・ヘルツェゴビナのチャンスとなって表れた。1分に右サイドの裏のスペースに抜け出したMisimovicのセンタリングをBaljicが決定的な形で合わせるが、シュートはわずかに外れた。39分にはBaljicがCasillasとの1対1を決められず、さらにその3分後には今度はBolicがディフェンスラインの裏を突きスペインを混乱に陥れた。
前半、スペインはBarajaとAlbeldaが中盤でボールを奪うものの、その先のプレーへの展開がほとんど見られなかった。VicenteとVíctorの両サイドはサイドでボールを待ったが、マークを外す動きはほとんどせず、良い形でボールを受けられなかった。前線のRaúlとReyesに至っては、存在感が全く無かった。結局スペインは枠内へのシュートを1本も放つことなく前半を終えた。
後半、Luisは選手交代によって流れを変えた。前半の状況を踏まえ、LuisはMorientesを投入し、さらにBarajaに代えてValerónを入れた。この交代で流れを掴んだスペインは67分にVicenteが右サイドからドリブルで中へ切れ込み先制点を奪った。
さらにLuisはAlbeldaに代えXabi Alonsoを投入した。しかし、Xabi ALonsoは出場してからわずか4分後に決定的なミスを犯す。74分、中盤でのXabi AlonsoのバックパスをBeslijaに拾われ、彼のスルーパスに反応したBolicが落ち着いて決めてボスニアが同点に追いついた。
その後スペインは、Morientesが個人技から決定的なチャンスを得たがゴールは生まれず、試合は結局そのまま終了した。スペイン代表は試合内容、出来ともに乏しいものだった。しかし、Luisには確固たる考えがある。あとはそれがチームに浸透するまでどれだけ掛かるかが問題となるだろう。

Clasificatorias Grupo 7 : Bosnia-Herzegovina vs España (Bilino Polje - Zenica)

ボスニア
1 0 前半 0 1
スペイン
1 後半 1
GK 1 Hasagic 《2》
DF 8 Beslija 《3》
5 Bajic 《2》
3 Music 《1》
4 Spahic 《2》
MF 9 Barbarez 《3》
6 Misimovic 《2》
2 Grujic 《1》
(15 Kerkez 《1》, m.68)
10 Salihamidzic 《2》
11 Baljic 《1》
(17 Blatnjak 《1》, m.62)
FW 7 Bolic 《1》
(18 Halilovic 《-》, m.83)
     
監督   Blaz Sliškovic 《2》
メンバー
GK 1 Casillas 《3》
DF 2 Míchel Salgado 《2》
6 Helguera 《2》
5 Puyol 《2》
3 Romero 《1》
MF 4 Albelda 《1》
(18 Xabi Alonso 《1》, m.71)
8 Baraja 《1》
(12 Valerón 《1》, m.58)
10 Víctor 《1》
(14 Morientes 《3》, m.50)
11 Vicente 《2》
FW 9 Reyes 《1》
7 Raúl 《1》
     
監督   Luis Aragonés 《1》
Bolic (m.75) 得点 Vicente (m.67)
Grujic (m.20)
Music (m.43)
Salihamidzic (m.55)
警告 Albelda (m.37)
Morientes (m.62)
Romero (m.76)
退場
15 シュート数 7
5 枠内シュート数 1
0 P.K. 0
5 オフサイド 0
3 コーナーキック 5
23 反則数 24
47% 支配率 53%
主審:Massimo De Santis (イタリア) 《2》

(名前横の数字はMUNDO DEPORTIVO紙による採点 - 4:優 3:良 2:可 1:不可)